「プログレッソ」に対抗する、キャンベルスープ。ロングマン辞書に"dashi"を発見。
キャンベルのスープは、前回の"Progresso"に負けず劣らず、こちらも種類が多いです。ブランド名はやはり"Cambell's"とアポストロフィーS、が付いています。
缶のデザインが異なるものも含めると、キャンベルスープ全体で約200種類を越えます。
ホームページは真っ赤です。
大きな字で、"Our Soups"が目に飛び込んできます。液体のスープ自体は物質名詞なので、不可算ですが、缶詰にして種類を言うときには複数になります。
そして、次のような英語が・・・。
Delicious flavors made with trusted ingredients ready to eat when you are. Whatever your taste, we have a soup to warm your day.
「美味しいスープが確かな材料でいつでもあなたをお待ちしています。お好みが何であっても、あなたの体を温めます。」
こちらは、ブルックリンの大型スーパー"Target---ターゲット"にあった”Cambell's”です。カップ仕様のものです。
先日日本のコストコに行ったら、これでした。
ターゲットにあった容器は日本のものと異なります。
アメリカ人にとっては、コーヒー感覚で飲む?容器がドリンクのようです。英語表現では、"eat soup"だから、スープは食べるもののはず。
さらに、次のように書いてあります。
"Soup on the Go" 「携帯するスープ」
たしかに、日本でも、コーンスープはドリンクの販売機で売られています。「おしるこ」も"On the Go"のがありますね。。。(^_^)
さて、次の7種類が日本で売られています。
左から
クリームトマト
クリームマッシュルーム
ミネストローネ
コーンポタージュ
クリームチャウダー
オニオンスープ
クリームパンプキン
こうしてみると、日本人の好みが見えてきます。
"soup"と"broth"はどちらも「スープ」と訳されることがあるので、違いをロングマンでおさえておきます。
soup
→ cooked liquid food, often containing small pieces of meat, fish, or vegetables
(調理された液体の食べ物で、よく肉や魚、野菜を小さく刻んだものが入っている)
broth
→ soup with meat, rice, or vegetables
(肉や、ライス、または野菜が入ったスープ)
そして、なんと、"dashi"が英語としてロングマンに載っていて、その定義が次のようになっていました!
dashi
→ a clear liquid made with seaweed, dried tuna, or mushrooms which is used in Japanese cooking, for example to make soup
(海藻、かつおぶし、しいたけで作られる透明な液体。スープを作るときなどに用いられる。)
次回、スープから見えてきた日本人の味覚を考えてみたいと思います。
参考にしたのは、高校の英語の教科書「エレメント」のLesson 5。
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