Talking New York --- New Yorkで見つけた英語

発見と感動を与えてくれるニューヨークを英語学習に役立つコンテンツにして毎日お届けしています。

ニューヨークのホテルにあった日本では見かけない英語。

ホテルと食事にお金をかけないことと、移動は乗り放題の地下鉄パス、観光客あてのお土産ショップで買い物をしないことが、ニューヨークを身近に置いておく一つのコツだと思っています。
そして、笑顔が返ってくる人とお話しすること。以外とアジア系だとわかると、態度が悪い人がいますから注意です。
それから英語に関しては、しっかり勉強していくこと。話せないと無視されたり、迷惑そうな顔されたりします。反対に話せると、すぐにお友達感覚になれます。こちらも笑顔を忘れないでね。表情や声の調子は重要なコミュニケーションのアイテムです。


興味があることを話すと、詳細な情報をくれたり、パンフレットを持ってきてくれたり、「そのことなら、この人に聞くといいよ。」と、最高責任者の電話番号まで教えてくれます。つまり、ニューヨークって、自分が「このためにここに来たんだ」というものを伝えれば、いくらでも力になってくれるのです。


面白いものはあちこちにあります。文化や習慣が違うと、言語表現はこんなに違うのかと思います。
次の画像は、ホテルの"DON'T DISTURB"サイン。(のはず。)



"Catching some ZZZZ's"と書いてあります。


"catch some Z's"で、「寝る」という意味です。アメリカ英語です。
"Catching"となっているのは、"I'm catching ......."の最初を省略した進行形の形です。
"Z's"のアポストロフィーは後ろに名詞がないので所有を表すものではありません。「複数形」を表すものです。アルファベットや、記号、数字の複数形には、's  を付けます。
"Z"が「寝る」ことをあらわすのは、発音の "ziː" が寝息の音に似ているから。
Your 5's look like 6's. 君の5は6に見えるよ。のアポストロフィーも同じです。


次は浴室のドライヤー。



大きなタグが付いています。
それがこれです。



"UNPLUG IT"
DO NOT REMOVE THIS TAG!
WARN CHILDREN OF THE RISK OF DEATH BY ELECTRIC SHOCK!
プラグを抜いてください!
電気ショックで死ぬ恐れがあることをお子様に警告してください!


言っていることはわかります。「刑事コロンボ」で、ドライヤーを使った殺人事件のエピソードもありました。しかし、この表示では、3つの命令形が使ってあって、一体何が一番大切なのかが分かりにくい。


「プラグを抜いてください」→→ドライヤーはプラグを入れないと使えない。
「このタグをとらないで」→わざわざタグをとる人がいるのか?それなら張り紙にしとけば?
「子供に警告してください」→死の危険があるほどのものなら、警告どころか子供の手の届かないところに置くべき。


日本では、使用説明書にその危険性が必ず書いてあるはずです。小さなお子様がいらっしゃる方は、今一度ご自宅のドライヤーの危険性について警告してあげてください、と警告したくなりました。


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