今日からできる温室効果ガスの排出を減らす方法。いくつ思いつきますか?
昨日のブログでは、ニューヨークができること、またしていることを載せましたが、今日は私たちができることについてです。
ニューヨーク市博物館がこのような形で、環境教育を行っているということは、学校教育だけに頼らないニューヨークの姿勢を知ることができます。博物館自体がただ展示だけではなく、多くの人に考えたり話し合ったりする材料を与えるという役割を担っていることが分かります。
原文はこちらからです。⇓
Rising Tide: What You Can Do
潮位上昇:私たちができること
Actions by individuals matter too—whether it’s reducing our own carbon footprints, organizing with others in our communities, or advocating for new policies on a larger scale.
一人ひとりによる行動も大切です。つまり、私たち自身の二酸化炭素排出量を減らしているかどうか、私たちの生活の中で他の人と一緒に取り組んでいるかどうか、あるいはより大きなスケールで新しい政策を提唱しているかどうかです。
Pledge to do your part to fight rising tides! Select an action below to bring home or take a photo of yourself in from of the image of rising tides in New York on the other side of this table to post your pledge on social media.
潮位の上昇と闘うことの自分の役割をきっちりやろう!次にあげる行動から家に帰ってできることを一つ選ぶとか、あるいはこのテーブルの反対側にあるニューヨークの潮位の上昇の画像の前に立つご自身の写真をとって あなたの誓いをソーシャルメディアにアップしましょう。
(MisTyによる補注:文中にある「このテーブルの反対側にあるニューヨークの潮位の上昇の画像」を実際に撮ってきました。これです。⇓)
I pledge to...
私は次のことをすることを誓います。
…buy fewer clothes!
New Yorkers send 200 million pounds of textile waste to the landfill every year. Buying less means less energy spent on production and waste-processing. Buying secondhand helps too! An estimated 95 percent of this clothing has market value and could be recycled or resold.
新しく買う服の数を少なくします!
ニューヨーク市民は毎年2億ポンドの衣服を埋立地に送っています。衣服を買う数を少なくすることは、製造やゴミとなるまでのプロセスにかかるエネルギーを減らすことになります。リサイクル品を買うこともいいですね!捨てられている衣服の約95パーセントには市場価値があり、リサイクルしたり、商品として売ったりすることのできるものです。
…drink from the tap!
Producing and transporting bottled water uses energy. For each glass of tap water that you drink, you save 83 grams of carbon dioxide from entering the atmosphere. And you’ll cut down on single-use plastics that hurt the environment!
飲み物は蛇口から飲みます!
ボトルの水を製造したり輸送したりするのはエネルギーを使います。飲み水をグラスから飲めば、83グラムの二酸化炭素が大気中に入るのを止められます。環境に良くない使い捨てのプラスチックを減らすことができます。
…eat more plants!
Food production is responsible for more emissions than transportation worldwide. Cutting down on meat and dairy can cut your diet’s contribution to global warming by as much as 50 percent.
もっと植物を食べます!
世界中で食品製造は交通機関より多くの二酸化炭素を排出しています。食生活で肉や乳製品を減らせばあなたの食生活の地球温暖化への影響を50%も減らすことができます。
…wash my clothes in cold water!
Ninety percent of the energy used in a washing machine is for heating water. Air-drying saves even more energy.
お湯を使わないで服を洗います!
(乾燥機付き)洗濯機で使っているエネルギーの9割は水を熱する(湯気にして蒸発させる)のに使われます。空気乾燥にするとずっとエネルギーを減らせます。
…take shorter showers!
Shortening your daily shower by just one minute keeps more than 150 pounds of carbon dioxide out of the atmosphere each year.
シャワーの時間を短くします!
毎日のシャワーの時間をたった1分短くするだけで、年間空気中に放出される二酸化炭素を150ポンド以上減らせます。
…walk or pedal!
Traveling on human power cuts down on greenhouse gases from transportation, which account for 30 percent of New York’s emissions.
歩くか自転車にします!
人間の持っている力を使うと移動にかかる温室効果ガスを減らすことができます。これはニューヨークの排出量の30%に当たります。
… choose energy-efficient appliances!
Energy Star certified appliances can save you up to half of your electric bill, and financial support may be available through New York State or your utility company. Visit nyserda.ny.gov to learn more.
エネルギー効率の良い電気製品を選びます!
エネルギー・スターが付いている電気製品にすると電気代が半分になりニューヨーク州(公益事業会社)から財政支援が受けられます。詳しくはnyserda.ny.govのページを見てね。
…waste less food!
Food production is one of the largest contributors to global warming worldwide, but in the U.S. about 40 percent of all food goes into the trash instead of into people. In the landfill, food releases the potent greenhouse gas methane, and the energy that was used to produce it goes to waste.
食品ロスを無くします!
世界的な地球温暖化の大きな原因になっているもののひとつが食品製造ですが、合衆国ではすべての食品の40%が人の口に入らないでゴミ箱のほうへ入っています。埋め立て地では
食べ物が強力な温室効果ガスのメタンを放出しています。(私たちは)そのガスを作り出すエネルギーを浪費しているのです。
Planning ahead around shopping, meal preparation, and use of leftovers can contribute to saving millions of tons of greenhouse gases annually, as much as 11 percent of all emissions. And composting keeps food scraps out of the landfill!
前もって計画的に買い物、食事の準備、残り物の利用をするといったことで年間何百万トンもの温室効果ガスを減らすことができます。それはすべての温室効果ガス排出量の11%にあたります。生ごみでたい肥作ることも埋立地から生ごみをなくすことになります。
Learn more about composting in NYC at grownyc.org/compost
grpwmuc/prg/compostのページでニューヨーク市でのたい肥作りが学べます。
…protect my home!
Visit floodhelpny.org to learn more about flood insurance and see if you qualify for a no-cost home resiliency audit. An audit can give you advice on strategies ranging from protecting heating equipment from floods to elevating entire structures.
自分の家を守ります!
洪水保険について知りたいとか、費用をかけずに自宅の耐久性診断をしたいなら
floodhelpny.orgをご覧ください。耐久性診断をすれば洪水からの暖房設備の保護から建物全体の床上げに至るまでアドバイスを得ることができます。
…skip the rush shipping!
When delivery companies wait until trucks are full to ship packages, they can optimize their routes, put fewer trucks on the road, and use less gas.
急ぎでない配達は急がせないで!
配達会社がトラックが配送荷物で一杯になってから出発すれば、輸送ルートを最適なものにして、道路からトラックの数を減らしてガソリンの使用を減らすことができます。
…demand stronger targets for lowering emissions!
Write or call your representatives to support measures that reduce greenhouse gas emissions, such as carbon taxes, regulating businesses, tax incentives for green energy, or expanding local regulations.
有害ガスの排出量を減らすためのより強い目標を要求する!
温室効果ガスの排出を減らす対策をサポートするため、議員に手紙やメールを書いたり電話したりしましょう。例えば炭素課税、ビジネス規制、グリーンエネルギーに対する税金優遇、地域の規制強化などが考えられます。
…work for climate justice!
Join or support an organization working for a just, sustainable future, such as green jobs training or support for resiliency projects in economically vulnerable neighborhoods.
気候変動に係る公正さを支える活動をしよう!
グリーンジョブ・トレーニングや経済弱者地域の回復プロジェクトを支援したりするような
公正で持続可能な将来のために活動する組織に参加したり支援したりしましょう。
… get involved in New York’s resiliency!
Join or support an organization working toward local preparedness.
ニューヨークの回復に参加しよう!
地域防災に向けて活動している組織に参加したり支援したりしよう。
…work for green transportation!
Join or support an organization advocating for safe urban cycling.
グリーン交通の活動をしよう!
安全な都市サイクリングを提唱する団体に参加したり支援したりしよう。
…work for a sustainable food system!
Join or support an organization working on food justice or sustainable agriculture.
持続可能なフードシステムの活動をしよう!
フードジャスティス、持続可能な農業の活動している団体に参加したり支援したりしよう。
…talk about the climate!
Just having a conversation with someone you know will help break the “climate silence” and help to shift our culture toward climate action. You can also join or support an organization working on environmental education and awareness.
気候について話し合おう!
あなたの知っている人と話をすれば「クライメット・サイレンス」を破ることができるでしょう。そして私たちの文化を気候変動を抑える活動へ変えていくことができます。また環境教育や問題認識の取り組みをしている団体に参加したり支援したりすることもできます。
…stay informed!
情報をとり続けよう!
17の方法の他に自分ができることを思いつきますか?また、このうち自分ができると思うものとできないと思うものは何ですか?できないと思う理由はなんですか?ニューヨークではできるけれど、日本ではできない、また、その反対だと考えるものがありますか?その理由は何ですか?クラスで英語で話し合ってみましょう。
Englishラボ
MisTy