ネイティブが書いた日記を読む。ボデガの前で止まらなかったわけ。
久しぶりにニューヨークタイムズの「メトロポリタン・ダイアリー」を読みます。イラストはアグネス・リーさんです。(彼女については、こちらで取り上げています。)
今日のダイアリーには、「ボデガ」も登場します。「ボデガ」については、こちらをどうぞ。
メトロポリタン・ダイアリーはこちらにあります。
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https://www.nytimes.com/2022/09/11/nyregion/metropolitan-diary.html
今日のダイアリーは9月11日付のものです。
Trunk Treats
トランクの中にあったごちそう
Dear Diary:
Throughout my 20s, I lived alone in Manhattan. I had two cats, siblings I adopted as kittens. Between my work schedule and going out, I knew there would be times when they needed each other for company.
私は20代のころ、ずっとマンハッタンで一人暮らしをしていました。猫を二匹飼っていて、子猫の時にもらった兄弟猫でした。私は仕事の合間に出かけたりするので、そんなときに二匹いると寂しくないだろうと思ったのです。
One night when I was coming home late, it was not until I was in a cab that I realized I had forgotten to get my very particular cats their preferred food. I asked the cabby to pull over at the next open bodega we passed so I could buy some.
ある夜、帰宅が遅くなったとき、タクシーに乗ったとたん、こだわりの強い猫たちにお気に入りの餌を買うのを忘れていたことに気づきました。そこで私は、運転手さんに餌を買うから、次に通りかかった開いているボデガで車を停めてほしいと言いました。
He refused my request, saying that it was not necessary to stop.
運転手さんはその必要はない、と言って私の頼みを聞いてくれませんでした。
I didn’t argue, figuring I would just walk to the local late-night spot several blocks away when I got home.
私は家に帰ってから数ブロック先に深夜もやってる店があるから、そこに歩いていけばいっかと思って、言い返しませんでした。
After stopping in front of my building, I got out of the cab and so did the driver. He opened the trunk and there it was: a full case of cat food. He handed me two cans.
タクシーは、私のアパートの前に停車し、私がタクシーを降りると、運転手も同じように降りました。彼はトランクを開けると、そこには・・・。キャットフードが1ケースありました。彼は私にその中から缶詰を2つ渡してくれました。
“No charge,” he said.
「ただでいいよ。」と彼は言いました。
It was my cats’ favorite brand.
うちの猫たちのお気に入りのものでした。
— Robin Hoffmann
ロビン・ホッフマン
倒置文がありましたね。
「タクシーの運転手さんも降りた」の部分です。探してね。
猫ってホントにこだわりが強いのです。MisTyの飼っている猫が、最近すぐ食べるのをやめてしまうので、どうしたのかなと思っていましたが、どうやらいつもの餌にマグロの割合が少なくなったようなのです。(´;ω;`)メーカーは値上げせずにマグロの量を減らしたみたいです。「何これ」って顔して、渋々食べてるって感じです。
(なっちゃんです。)
Englishラボ
MisTy