ニューヨークタイムズの言う、2023年に期待できること。（後編）

2023/01/31 19:00

悪いことが起きると、人間はそれを必ず元に戻そう、良いものにしようとします。2022年に残念なことが起ったと感じている方は、2023年は希望の年になるはずです。それが世界規模で起っているとしたら、2023年に生まれる希望は何でしょう？

ニューヨークタイムズがその希望を教えてくれました。昨日の続きを読みます。

原文はこちらにあります。

Here are some more innovations and milestones, some long in the making, that happened this year:
ここでは、今年（昨年）のイノベーションとマイルストーン、、そしてまだ開発中のものをいくつかご紹介します。
●The James Webb Space Telescope brought distant and ancient galaxies into view for the first time — and, oh, what a view!

ジェームス・ウェッブ宇宙望遠鏡は、遠くにある太古の銀河を初めてとらえました。－ああ、何と美しい眺めなのでしょう。

(次の画像は、Australian Geographicからのものです。ここからあと４枚の画像を見ることができます。）

The James Webb Space Telescope (JWST) inside NASA’s Goddard Space Flight Center in Maryland, Washington.（ワシントン州メリーランドにあるNASAのごっだーどスペース・フライトセンターの中にあるジェームズウエッブ・宇宙望遠鏡）

●The age of electric-powered aviation got a little bit closer.

電気で動く航空機の時代が少し近づきました。

●Mycotecture, the growing field of making things out of mycelium (a material derived from the root structure of mushrooms), kept growing and growing. One start-up called MycroWorks specializes in fungi-based leather. Designers at Hermès are sold.

菌糸体（キノコの根の組織から採れる素材）からものを作る成長分野のマイコテクチャーは、成長し続けています。マイクロワークスという新興企業は、菌類をベースにした革を専門に扱っています。エルメスのデザイナーはひっぱりだこです。

●Wooden skyscrapers and 3-D-printed homes went up in cities across Europe and North America. Both types of structures are quicker and cheaper to build and produce less building waste and fewer emissions.

ヨーロッパと北米の都市では、木造の高層ビルや3Dプリントされた住宅が増えています。どちらのタイプの構造物も、より早く、より安く建設でき、建築廃材や排出物も少なくなっています。

●This giant fan is sucking tons of carbon dioxide out of the sky in Iceland. The Department of Energy and a bevy of investors are racing to bring the technology, called direct air capture, to other parts of the world.

この巨大な扇風機は、アイスランドの空から何トンもの二酸化炭素を吸い上げています。エネルギー省と多くの投資家は、CO2直接回収と呼ばれるこの技術を世界の他の地域にも導入しようと競い合っています。

次の画像はこちらからです。