Talking New York --- New Yorkで見つけた英語

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猛暑の中、ニューヨークの電力を守っている人たちの努力を知る。

ニューヨークの暑さと市の取り組みについて、ニューヨークタイムズを読んでいます。今日は、昨日の続きで、次のような見出しのパラグラフからです。原文はこちらです。


How will the city’s power grid fare (やっていく)?
ニューヨークの電力は大丈夫なのか?


Workers at Con Ed, the city’s largest utility company, are preparing for potentialoutages(停電) .Credit...Brittainy Newman/The New York Times
市最大の電力会社であるコン・エド社の従業員が停電に備えている


👩猛暑のピークに市民が一斉にエアコンの温度を下げたり、同時に洗濯機や食洗器を使うと停電をひきおこしてしまうかもしれません。ニューヨーク最大の電力会社であるコン・エド社の副社長である、パトリック・マックヒュー(Patrick McHugh)氏が述べている部分をとりあげました。


今日のリーディングのポイントは・・・


★ニューヨークの電力を守っているのは誰が、どのような努力をしているのか?


を知ることです。


Parts of the grid (送電網)that have degraded(劣化した)or broken since last summer will get their first true test of the year, and Mr. McHugh expects some of them to fail.


The utility(電力会社)is prepared to fix those weak spots as needed, and it has beefed up (増強する)staffing in call centers and repair teams.


“This is what we plan and drill for all year, and we’re ready to get out there(現場で),” Mr. McHugh said.


昨年の夏以来、劣化したり壊れたりした送電網の一部が、今年最初の真のテストをもうすぐ受けるのですが、マクヒュー氏はそのうちのいくつかが故障すると予想しています。


電力会社は、必要に応じてこれらの弱くなっている点を修正する準備をしており、コールセンターや修理チームの人員を強化しています。


「このような事態を想定して、1年を通して計画や訓練を行っています。いつでも現場に行けます。」とマクヒュー氏は言っています。


New York’s electrical grid is especially sensitive to heat because most of its cables and transformers are stored underground, instead of on poles(電柱) in the open air. While underground cables are less vulnerable to wind, snow and falling trees, they are harder to cool when the streets and sidewalks above them get hot.


To help prevent blackouts, Mr. McHugh urged New Yorkers to conserve (節約する) power by running dishwashers and laundry machines at night or early in the morning, when it’s cooler out.


“Also raise the temperature a little bit on the air-conditioner,” he said. “Every little bit helps. If everybody’s doing it, you’re multiplying it by millions.”



ニューヨークの送電網は、ケーブルや変圧器のほとんどが屋外の電柱ではなく、地下に保管されているため、特に暑さ弱い。地下ケーブルは風や雪、倒木の影響を受けにくい反面、その上の道路や歩道が熱くなると冷やしにくい。


停電を防ぐため、マクヒュー氏はニューヨーカーに対し、食器洗い機や洗濯機を夜間や早朝の涼しい時間帯に稼働させ、節電するよう呼びかけました。


「エアコンの設定温度も少し上げてください。「少しずつでも効果があります。みんながやっていれば、何百万倍にもなるんです」。



 
Are heat waves in New York City becoming more common?
ニューヨーク市の熱波はより一般的なことになっていくのでしょうか?

The only heat wave to hit New York City last year happened in September, said David Stark, a meteorologist with the National Weather Service of New York.


Elijah Hutchinson, executive director of the Mayor’s Office of Climate and Environmental Justice, said he fully expected New York to experience more frequent, intense heat waves and hotter days in the coming years.


Department data suggests that by the 2030s, the city could see an extra 35 days of temperatures above 82 degrees each year, Mr. Hutchinson said.


“Heat is one of the biggest climate-related killers in New York City,” he said.



去年は、ニューヨーク市を襲った一回だけの熱波が9月にありました、とニューヨークの連邦気象局の気象学者、デイビッド・スターク氏は言いました。


市の気候・環境規制部のエグゼクティブ・ディレクターであるイライジャ・ハッチンソン氏は、ニューヨークが今後数年間で、より頻繁で強烈な熱波と暑い日を経験することは十分に予想されると述べました。


同局のデータによると、2030年代には毎年35日間、気温が82度 (約27.8℃)を超える日が増える可能性があり、「暑さは、ニューヨークにおける気候関連の最大の死亡要因のひとつです。」と、ハッチンソン氏は言っています。



👩熱中症は実際にはなかなか気付きにくいです。曇っていても、特に暑さを感じなくてもなります。その症状が次の日に現れたりします。MisTyは普通ではない眠気があり、頭がボーッとし、ふらつきがありました。水を飲んでいたのにもかかわらずです。体を冷やして休んでやっと落ち着きましたが、怖かったです。



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