Talking New York --- New Yorkで見つけた英語

発見と感動を与えてくれるニューヨークを英語学習に役立つコンテンツにして毎日お届けしています。

ニューヨークの天気予報は、最高気温が華氏表示で出る。"showers"という表現がある。

交通情報と共に、天気予報が流れます。しかし、日本のように詳しく説明しません。日本では、ワイドショーなどで模型を使いながら、分かりやすく天気の移り変わりを説明したりしますが、それはニューヨークではないです。



テレビ画面の画像です。
"Sun & Clouds, Shower" とはまた随分ザックリですね。"shower"は、「にわか雨」って英和辞典には出ていると思います。日本の雨の種類の表現ってどのくらい知ってます?
「こぬか雨」、「五月雨」、「しぐれ」、「氷雨」、「霧雨」・・・。これぐらいかなと思いきや、90種類あるとか、一説には400あるとか。。。自然豊かな国の特徴でしょうが、"shower"はどの表現がぴったりなのか、これに近いものはあっても、ずばりは「無い」でしょう。雨の降り方や量が違うから。


ロングマンの定義で、"shower"を見ると、


"shower"
a short period of rain or snow
短い間の雨や雪


としか書いてありません。しかも、例文には、


"More heavy showers are forecast for tonight."  とあります。
今夜、予報ではさらに多くの"heavy showers"がある。


日本語で"heavy shower"の感じをどう表現したらいいでしょう?「ひどいにわか雨?」「強いにわか雨?」あまりピンときません。


とりあえず、"shower"は短い間に降る雨だから、強い雨が降る回数がさらに多くなる、ということです。"rain"さえ、東南アジアでは、"rains"と複数形で見たことがあります。スコールのような雨はとらえ方が、量より回数なのですね。


「晴れ」は日中ならsunnyだけど、夜なら何て言うのでしょう?次の画像の中にあります。



"CLEARING OUt"です。これなら、"sunny"と"sun"を付けずにすみます。ここでは、~ingをつけて現在分詞にして、近い未来を表しています。


"clear"は自動詞で、
if the weather, sky, mist etc clears, it becomes better and there is more sun
(天気、空、霧などがclearというと、それは、天気がよくなり、陽ざしが増えることをいう)
(例)The haze usually clears by lunchtime. 
   いつもランチタイムまでに、霞が晴れます。 (ロングマン辞書より)


"clear up"となると「晴れ上がる」という日本語がいいかもしれません。


華氏、摂氏は、それぞれ"Fahrenheit(ファーレンハイト)"、"Celsius(セルシアス)"との訳です。いずれもこれらのスケールを作った人の名前です。Celsiusは普通に水の氷る温度を0°、沸騰する温度を100°としてその間を100等分したものですが、Fahrenheitは、水の凝固点を32度、沸点を212度とする温度目盛りです。


換算としては、32を引いて5/9をかけるのが正しいそうです。 上の画像では、47°Fですね。これは8.3°Cくらいです。大雑把だけど、華氏の数字から30引いて2で割るという方法もあります。


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