セブンイレブンが海外資本にとって買収が難しいのはなぜか?
コンビニを利用していますか?どのコンビニが好きですか?
今日は昨日に引き続いて、日本のセブンイレブンがカナダの小売り大手に買収されそうになった話です。
今日のリーディングのポイントは・・・・
★なぜ、買収がうまく進まなかったのか?
を読むことです。
Japan has long been a part of Couche-Tard’s global ambitions. Should Couche-Tard’s acquisition(買収) succeed, it would not only represent the largest foreign-led(外資主導の) acquisition of a Japanese company but also create one of the world’s largest retail groups.
After news of Couche-Tard’s preliminary (予備の)takeover bid(株式公開買付), Seven & i announced that it had established (設置した)an independent special committee to review (検討する)the offer.
Analysts point to significant obstacles that would probably make the buyout(買収) of Seven & i a long shot(成功率が低い).
For one, Seven & i is a conglomerate(複合企業) with businesses beyond convenience stores, including banking and carrier (宅配)services. The holding company’s(持ち株会社の) reach(広がり) opens the acquisition to more intense(厳しい) scrutiny (精密な調査)from the Japanese government.
There are also big differences in the way Couche-Tard and Seven & i operate convenience stores.
👩"Should Couche-Tard’s acquisition succeed,......"は仮定法で、Ifをなくして、「万一」を表す"should"を文頭においた倒置の形になっています。
日本は長い間クーシュ・タールのグローバルな野望の一部でした。クーシュ・タールの買収が成功すれば、外資主導による日本企業の買収としては最大規模となるだけでなく、世界最大級の小売グループが誕生することになります。
クーシュ・タールの予備的株式公開買付の報道後、セブン&アイは独立した特別委員会を設置し、買収提案を検討すると発表しました。
アナリストが指摘するのは、セブン&アイの買収を難しくするとみられる大きな障害です。
ひとつは、セブン&アイが銀行や運搬事業など、コンビニエンスストア以外の事業も展開する複合企業であること。持株会社の業務範囲が広いため、日本政府からの監視の目が厳しくなります。
また、クーシュ・タールとセブン&アイのコンビニエンスストアの運営方法には大きな違いがあります。
The Japanese company that operates 7-Eleven recently introduced stores with over twice as many products as regular 7-Eleven stores.Credit...Akio Kon/Bloomberg
Japanese konbini operators are known for their swift development of new products — such as themed goods available only during the fleeting (つかの間の) cherry-blossom season. A typical convenience store in Japan offers about 3,000 products, 70 percent of which are replaced annually, according to Mr. Watanabe, the analyst.
A large portion of Seven & i’s operating profit comes from its Japanese convenience stores, and Couche-Tard would need to present a compelling (説得力のある)proposal showing how it could improve that core business, he said.
Mr. Watanabe once made a two-week drive across the United States, studying convenience stores along the way — and was unimpressed (良いと思わない). Any takeover proposal for 7-Eleven would be challenging because Japanese convenience stores are “completely different and unique,” he said.
(写真の英語)
セブンイレブンを運営する日本の企業は、最近通常のセブンイレブン店舗の2倍以上の商品数を備えた店舗を導入した。
日本のコンビニ経営者は、短い桜の季節にしか買えない季節的なテーマの商品など、新商品の開発が早いことで知られています。アナリストの渡辺氏によれば、日本の典型的なコンビニエンスストアでは約3000種類の商品を扱っており、その70%は毎年入れ替わるということです。
セブン&アイの営業利益の大部分は日本のコンビニエンスストアからもたらされており、クーシェ・タールはその中核事業をどのように改善できるかを示す説得力のある提案を提示する必要がある、と同氏は言います。
渡辺氏はかつて2週間かけてアメリカを横断し、コンビニエンスストアを視察したことがあるそうです。そして、セブンイレブンに対する買収提案は、日本のコンビニエンスストアが「まったく異なるユニークなもの」であるため、難しいものになるだろうと述べました。
The first 7-Eleven store in Japan opened in Tokyo in 1974.Credit...Seven & i Holdings
1971年に日本の東京でオープンした最初のセブンイレブン
コンビニの進化を感じたことがありましたか?それはどんな点ですか?英会話のトレーニングとして、話し合ってみましょう。また、海外の人に日本のコンビニの感想を聞いてみましょう。
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