スタンダップで「笑い」をとるにはこの2つが欠かせない!
アメリカのエンターテイメントの代表劇な芸のひとつのスタンダップ・コメディがあります。ニューヨークのエンターテイメントはブロードウェイのミュージカルやコンサートだけではありません。マイクひとつで観客を笑わせるスタンダップ・コメディは、ニューヨーク市にある数多くのレストランやバーなどで連日行われており、数多くのショーが人々を笑わせています。
ちなみに、11月 15日には、アジア系コメディアンによって、スタンダップ・コメディのショーがブロードウェイシアター地区で開かれます。
このショーについて次のような説明が付けられていました。
A+ Asian Comedy is the ultimate Asian stand up comedy show, filled with the funniest Asian comedians New York City has to offer. Our comics (コメディアン)can be seen on Netflix, HBO, and Comedy Central, but nothing compares to seeing them perform live at the world famous Broadway Comedy Club. Tickets are limited, so purchase yours now and enjoy the show!
A+ アジアン・コメディは、ニューヨークが誇る最高のアジア系スタンダップ・コメディアンでいっぱいのショウです。出演するコメディアンたちは、Netflix、HBO、Comedy Centralなどでも活躍していますが、世界的に有名なブロードウェイ・コメディ・クラブでのライブパフォーマンスは、それらとは比べ物になりません。チケットには限りがありますので、今すぐご購入いただき、ショーをお楽しみください!
👩様々な国をルーツに持つ人たちは、その国の独特の文化をネタにしていることが多いです。
MisTyのお気に入りは、ジミー・オウ・ヤン(Jimmy O. Yang)です! 中国系アメリカ人で多くのアジア系のネタを扱っています。日本をネタにした、「クモン」が出てくるものもあります。
It's Easier to Get Into Mexico Than Costco : Jimmy O. Yang
👩比較的英語が聞き取りやすいので、リスニングの訓練にいいと思います。面白いのでなぜ笑えるのかを理解しようと集中しますし、何回聞いても飽きないので、いつのまにか英語でそのまま理解できるようになります。
さて、今日のリーディングのポイントは・・・
★ジョークの書き方を知ろう
です。パフォーマンスコーチのシャリ・ショウ氏が教えています。
How do I write a joke?
To learn how to write a joke, first you should understand its structure. Many comedians deliver their jokes woven (織り込まれた)into anecdotes (逸話)or longer narratives(話), but every joke—no matter how it’s presented—can be broken into two basic parts: the setup and the punch line(オチ). One doesn’t work without the other. “The setup provides the information that gives the joke context and allows it to make sense,” explains acting and performing coach Shari Shaw. “There can be a lot of setup or just a little, but it’s got to be there (必ず必要)and it’s got to give the exaggerated (強調された)or surprising punch line meaning.” Next stop? The punch line, which delivers the joke. It usually runs (進む)as “an exaggerated or surprising response to the information provided in the setup,” Shaw says.
The next step is simple: practice. Comedian Red Grant stresses the importance of making time to write jokes every single day. “Jokes come in and out of my head all day long, but when people ask me how I write them, I say, ‘Just write five minutes at a time,’” he says. “I know five minutes doesn’t sound like a long time, but onstage, it can feel like an eternity. Writing for five minutes is simultaneously (同時に)tricky (やっかいで難しい)and easy.... It’s one of those classic comedy riddles(謎).”
ジョークの書き方
ジョークの書き方を学ぶには、まずその構造を理解する必要があります。多くのコメディアンは、逸話やより長い語りの中にジョークを織り交ぜますが、どんな風に表現されるにせよ、すべてのジョークは「前振り」と「オチ」という2つの基本的な部分に分けることができます。一方が欠けると、もう一方は成り立ちません。「前振りは、ジョークの背景となる情報を提供し、意味を理解できるようにします」と、演技とパフォーマンスのコーチであるシャリー・ショー氏は説明します。「前振り長くてもいいし、短くてもいいのですが、必ず必要であり、大げさな、あるいは意外なオチに意味を持たせなければなりません」 次に来るのは? ジョークを伝えるオチです。 通常は「前振りで提供された情報に対する大げさな、あるいは意外な答えとして展開されます」とショー氏は言います。
次のステップはシンプルです。練習です。 コメディアンのレッド・グラントは、毎日ジョークを書く時間を設けることが大切だと主張します。「ジョークは一日中、頭に浮かんだり消えたりしていますが、どう書くかを聞かれたら、『(頭に浮かんだら)そのつど5分間書いてみろ』と答えます。5分間は短いように思えますが、ステージ上では永遠のように感じます。5分間書くのは大変ですが、簡単でもあります。これは昔からのコメディの謎のひとつですけれどね。」
👩人を笑わせるのが仕事のコメディアンですが、プロとしてステージに立てるまでには長くて辛い訓練を重ねてきたということが分かりました。それは日本でも同じですね。
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