MisTy's Talking New York / New Yorkで見つけた英語

New Yorkの街を歩いて教材として使える英語を探し、同時に異文化や社会問題を考えています。

ニューヨークの地下鉄に、「駆け込み乗車は大変危険ですからおやめ下さい」という英語はあるか?なぜかSimon & Garfunkelの"Homeward Bound"でシメることになった本日のブログ。

ところで、JRでよく流れるアナウンス、「駆け込み乗車は大変危険ですからおやめください」が日本では英語で次のように書かれています。


しかし、この注意は階段を上がる人にしか見えませんよね。駆け込み乗車って普通階段をダーッて駆け下りて車両に入ろうとするんだと思いますが・・・。


以前ブログに書いたニューヨークの地下鉄のサインは、"Please Slow Down"でした。「駆け込みをしないように」というよりは、「階段はすべりやすかったり、つまづいたりするから、駆け下りないでください」というメッセージでした。→ こちらです。


「駆け込み乗車は、あぶないですからおやめください。」というこのアナウンスは日本では当たり前に耳にします。画像にあるように、注意喚起のマークやメッセージもよく目にします。でも、ニューヨークでは、"...rush for the train" を見つけられませんでした。果たして、ニューヨークの地下鉄にこの英語はあるのか、ないのか?今度もっと注意して探してきますが、MisTyははないんじゃないか、と思っています。自己責任感覚が強いから。


ところで、「駆け込み乗車は危険ですからおやめください。」を学生に英訳させたら、「お、形式主語のIt~to構文だ!」と喜んで、次のように書くでしょう。


It is dangerous to jump on a train, so, don't do that.    もしくは、
Don't jump on a train, because it is very dangerous.      ってね。。。   


文法的には間違ってないです。でも、これは当たり前のことを言っているだけ。実際には、"Please do not rush for your train."だけで十分。。


さらに言うと、"a train"にすると、どの電車でも(長く停車中の電車でも)となるから、実際は"a departing train"とか、"your train"とかにしないとおかしいということになる。


ついでながら、"rush for"の"for"は、「~に向かって」という意味をもった前置詞で、「~のために」ではありません。
新幹線のアナウンスでは、"This is Super Express NOZOMI bound for Osaka"って言ってますね。"bound for ~"は「~に向う / ~行の」という意味です。
受験生がよく間違えるのは、"leave Tokyo" と"leave for Tokyo"です。前者は「東京を離れる」で、後者は「東京へ向かって出発する」です。


そういえば、Simon & Garfunkel の歌に、"Homeward Bound"という歌があったなあ。。。邦題は「早く家に帰りたい」ですが、逆英訳しますと、
I want to go home. ではなく、
I wish I were/was homeward bound. です。
仮定法を使っていることもあって、心は家に飛んでいるのに、帰れない切なさが伝わってくるのです。訳、感じるままにやってみました。。。



Homeward Bound (早くうちへ帰りたい) / SIMON & GARFUNKEL


I'm sitting in the railway station.       駅のベンチに腰かけている
Got a ticket for my destination.       目的地までの切符は買った
On a tour of one-night stands         一夜限りのツアー
my suitcase and guitar in hand.                        手にはギターとスーツケース
And every stop is neatly planned   どこでも結構きっちりしてるプログラム
for a poet and a one-man band.    詩人だからね バンドメンバーは一人だけど      
Homeward bound,          家に帰りたい       
I wish I was homeward bound,     早く家に帰りたいなあ
Home where my thought's escaping,  自由に色々考えをめぐらせて 
Home where my music's playing,    自分の音楽を奏でられる家 
Home where my love lies waiting silently for me. そしてそこで、大切な人が静かに僕を
                       待っててくれるんだ


Every day's an endless stream       一日一日終わりのない流れのように過ぎる
Of cigarettes and magazines.       タバコと雑誌のよどみに巻き込まれる
And each town looks the same to me,   どこの町も同じに見えるな
the movies and the factories       映画館があって、工場があって・・・
And every stranger's face I see       知らない顔ばかり
reminds me that I long to be,        何につけても家に帰りたいって思う


Homeward bound,            
I wish I was homeward bound,       
Home where my thought's escaping,    
Home where my music's playing,
Home where my love lies waiting silently for me.


Tonight I'll sing my songs again,     今夜また同じ歌を歌う
I'll play the game and pretend.    大きな顔してやってるけど、ふりしてるだけ   
But all my words come back to me  自分で言ったこと後から考えたら
in shades of mediocrity        くだらないこと言っちゃったなって思う
Like emptiness in harmony      無意味、空虚の交錯 
I need someone to comfort me.    だれかそんなことないよって言ってくれ


Homeward bound,
I wish I was homeward bound,
Home where my thought's escaping,
Home where my music's playing,
Home where my love lies waiting silently for me.
Silently for me. 



ギターを弾かれる方は、最後の"Silently for me"のコード進行がたまらないんじゃないでしょうか。。。
カラオケでも歌いたくなる一曲だと思います。






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