Talking New York --- New Yorkで見つけた英語

発見と感動を与えてくれるニューヨークを英語学習に役立つコンテンツにして毎日お届けしています。

New York のスターバックスで見つけた英語。熱いカップに巻いてあるのは「袖(そで)」。

ファストフード店では、健康のことと、品質と、大量のゴミ問題が深刻です。中でもゴミ問題においては、使用しているものにプラスチック製品が多いため、環境に悪いイメージがありますし、価格の安さから品質が悪いと思われがちです。
そんな中でもスターバックスは環境のことを真剣に考えていると評価されています。


その実態を探しました。まずこれ。カップの下に書いてある英語です。(下線はMisTyによるものです。)


"Careful, the beerage you're about to enjoy is extremely hot. "
お気を付けください。今まさにお飲みになろうとしているこの飲料は非常に熱いです。


"be about to~"は、「まさにこれからすぐに~しようとしている」という意味。"enjoy"は「おいしいときに飲んではじめてenjoyという単語の意味が効いてくる」ので、「今すぐ飲む」ということを前提に注意をうながしているわけです。訳出できない部分です。


"This cup is made with 10% post-consumer recycled fiber. Do not microwave."
このカップは10%再生紙を利用して作られています。レンジではご使用になれません。


学校で教える「~でできている」のは、次の2パターンです。
"be made of~" 「be made of wood (木製)」など材料がわかるもの。
”be made from ~" 「be made from rice (米からできている)」など原料を表すもの。


ここは"with"なので、「~を混ぜて」とか「~を含めて」という感じになります。でも日本語にしてしまうと、前置詞が何であろうと、どれも「~でできている」になってしまいますね。。。「メイドインジャパン」はもちろん、"be made in Japan"ですが、やっぱり「日本”で”できたもの」と言っても通じますね。( ´艸`)


ところで、日本のスターバックスは何て書いてあるのか、気になって自宅近くの店に行ってきました。すると・・・。



日本語と英語の両方が書かれていました。
やっぱり、"you're about to enoy"のところは訳してない。


さて、次はカップに巻いてある熱さを和らげRこれです。

何ていうのでしょう?
「カップカバー」?「カップ帯」?「カップホールダー」?
でも、次の英語を読んで分かりました。(下線はMisTyによるものです。)


"Same great sleeve, less waste.
Because we care about our planet, 85% post-consumer-fiber cup sleeve uses 34% less 
paper than our original."
カップスリーブにも同様にゴミの減量に心がけています。
地球のことを考えているからです。85%再生紙利用のカップスリーブは、従来品より34%紙を少なくしております。


"Intended for single use only." 
一度キリの使用として作られています。


こうして見てみると確かに、カップが腕のようにも見える


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