「四股(しこ)ふみ」、「幕内」、「塩まき」は英語で何と表現しているか?
昨日の相撲についての説明と大の里の横綱昇進について、精読し、どのような単語や表現が使われているかを観ました。今日はその後半です。
ニューヨークタイムズの記事の抜粋です。
Traditionally, winning two consecutive top-division tournaments is enough to earn the yokozuna title; Onosato, as he is known, earned such titles in March in Osaka and on Sunday in Tokyo. He achieved the title after just 13 top-level tournaments, the quickest ascension since the current system came into effect in the 1950s.
consecutive : 連続する
top-division tournaments : 幕内のトーナメント戦
ascension : 昇進
👩"as his known"は彼が知られているように、つまり取り組みの時の名前として付けられた名前のことを言っています。
伝統的に、幕内で2場所連続優勝すれば横綱になれる。大の里(力士名)は、3月の大阪場所とこの日曜日の東京(国技館)で横綱の称号を獲得した。幕内力士としてたった13場所(これは元の記事の誤りで、正しくは初土俵以来13場所、もしくは幕内9場所)で、横綱の称号を獲得し、1950年代に現在の競技システムが実施されて以来、最も早い昇進となった。
The rivalry will continue in Nagoya in July. That will be more than a battle between two sumo wrestlers at the top of the game. For many fans, it will be a referendum on sumo in Japan.
rivalry:競走、競争状態、対抗意識
referendum は、普通「国民(住民)投票」で使われる単語です。
👩「名古屋場所で」は、"in Nagoya"だけでOK。
力士 →sumo wrestlers。
2行目では、"game"を使っていますね。"game"は「試合」で、1対1の試合の時は、"match"を使うと思っていましたが、大勢の競技者がトップを目指して対決するスタイルを"game"と言っていいのですね。
7月に名古屋場所でライバル対決が再開される。これは単なる2人のトップ力士(二人の横綱)の戦いを超えたものとなるだろう。多くのファンにとって、これは日本の相撲の人気投票(のようなもの)となるだろう。
Onosato is 420 pounds, and even his trim rivals are over 300.
Rituals before the match, like bowing, foot-stomping and the tossing of salt, last far longer than the match itself, which is over in seconds, as soon as one of the big men is pushed out of the ring or drops to the ground. Athletes wrestle just once a day in the two-week major tournaments, which are held six times a year.
tossing:軽くほうる
礼 → bowing
しこふみ → foot-stopping
塩まき → tossing of salt
場所 → major tournament
大の里は420ポンド(約190kg)で、スリムなライバルたちでも300ポンド(約136kg)を超えている。
取り組み前の儀式、例えば礼、しこ、塩まきなどは、取り組み自体よりもはるかに長く続く。取り組みは数秒で終わり、どちらかの巨漢が土俵から押し出されたり、倒れたりすると終了する。2週間の場所では、力士は1日1回しか相撲を行わない。
場所は、年間6回開催される。
日本人でも、相撲の世界のシステムはよく分かりません。力士の名前は強くなって勝ち星を増やすことを願った名前が付けられます。多くが大自然を意識した名前が多いです。
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