Talking New York --- New Yorkで見つけた英語

発見と感動を与えてくれるニューヨークを英語学習に役立つコンテンツにして毎日お届けしています。

ニューヨークでテレビをつける時、大抵これを見る。

ニューヨーク情報なら、このチャンネルを見ます。
「スペクトラム・ニュース ニューヨーク1」です。



キャスターは"Pat Kierman”(パットキールマン)。毎朝、"In The Papers"で、新聞に掲載された記事を紹介してくれます。


こちらで、実際の映像を見ることができますよ。



日本でも、新聞の記事を紹介する番組がありますが、こちらでは、ハイライトもついていなければ、紙で字が隠してあって、効果音と共にパッとめくったりすることはありません。ショー的なインパクトを狙うのではなく、彼のユーモアも交えながら、分かりやすく解説するという構成になっています。


天気予報と交通情報は、ただその時の情報を伝えるだけで、日本のように詳しい解説はありません。


実際のテレビの画像を写真にとってききたので、そこに書いてある英語をみましょう。



温度を見て違和感を感じますね。これは「華氏」表示です。日本は摂氏です。
30℃の"C"は、"Celcius"の略で、華氏は"Fahrenheit"です。表°F記は°Fですが、"F"はほとんどついていません。


華氏から摂氏への変換は、華氏から32を引いて9分の5をかけます。
ですから、65°Fは、約18℃です。


"streak"とは、多少上下しながら続く時間といった感じですから、"cool streak"で「一日を通して大体涼しい」といった感じです。


上から、
今日で6日間平均気温を下回っている。
普通、最高気温が65°F(約18℃)
5日間の平均気温は58°F(約14℃)である。


となります。。。


日本は、国自体が小さいですから、毎回北海道から沖縄までの情報が出ますが、ニューヨークでは、次のように出ます。



ニューアーク、セントラルパーク、ラガーディア空港、JFK空港の4カ所になっています。8度も違うと差が大きいと感じますが、摂氏でとらえると4度ほどです。


"TODAY'S HIGHS"という表記にも注目しましょう。
最高気温はただの"HIGH"で表し、複数の気温を表しているわけなので複数になっています。
「今日の」という意味の"TODAY'S"ですが、普通人につくアポストロフィーが"TODAY"にはつくのです。"today's Japan"とか、"today's newspaper"などです。ジャーナリスティックな用法です。


次の画面では、"SPOTTY SHOWER"と言う表現に注目。


”spotty"は、アメリカ英語で、"good only in some parts, but not in other parts"(いいところもあればそうでないところもある--ロングマンより)なので、「所によりにわか雨」が近い日本語表現かな。


数字の51のところは、"feel like"と書いてあります。「体感温度」のことです。気温って、自分の生活の中では、大体自分で感じるといい場合がありますね。アメリカでは、2つの数字を逆にしてめやすにするといいと思います。それは、


61°Fは16℃で、82°Fは28℃ということです。


"61"と””82の2つだけ頭に入れておけば、摂氏での感覚がおおよそ分かります。そして体感的には、61以下の数字が出れば、寒いと感じるだろうな、82より上の数字が出れば、暑いと感じるだろうなと思えばいいわけです。


上の画面の体感温度(正式には、a feel-like temperature)としては、51°F。上で示した"61"より低いですから、「今日はさ寒いな」と感じるだろうということです。日本のように、今日は上着やコートが必要ですとまでは言ってくれませんでした。。。(^_^)


風速はマイル/毎時ですから、"E10"で、「東の風10マイル/時」です。
マイルをメートルに換算するにh、0.62317で割ります。毎時16メートル。つまり、日本流に言うと、およそ「東の風4メートル」となるでしょう。


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