ニューヨークで子供の中で急激に増えているベーピング。親ができることがある。
USBに似ている電子たばこは、机の上に置かれていても目立ちません。ニコチンが含まれている物がほとんどなので、常習性があり、特に子供が使用すると、学習能力に悪影響を及ぼします。禁煙したい人が、タバコの代りに使うものという間違った認識や、新しくてカッコイイという興味で、アメリカの若者の間で急激に広まっています。
ニューヨーク市の取り組みを、"Don't Get Hooked"のページで読んでいます。
今日は、子供の健康はまず親が守ろうと言う観点から書かれている部分を読みます。
次の画像は、電子たばこはUSBに似ているので気付きにくいということを知らせています。
What Parents Can Do 親ができること
●Learn about e-cigarettes and the different types of vaping products youth are using.
●Talk to your children about the risks of using e-cigarettes.
電子タバコとお子様が使っている器具の様々なタイプについて知ってください。
お子様と電子たばこの危険性について話してください。
○Ask your child what they have heard about e-cigarettes and if any of their friends are vaping.
お子様に電子たばこについて何を聞いているのか、友達に使用している人がいるかどうか尋ねてください。
○Encourage an open, ongoing conversation.
率直に話を続けられるように励ましてください。
○Avoid criticizing your child and acknowledge how hard it is to resist peer pressure, but explain your concerns about vaping.
お子様を批判することは避けてください。仲間はずれになるからなかなか止められないのだということを理解し、それでも電子たばこを使用することを心配しているのだと伝えてください。
●Parent-Facing Fact Sheet: Frequently Asked Questions: E-cigarettes (PDF)
親が知っておくべき事実:電子たばこについてのよくある質問(PDF)を見てください。
●Connect with other parents who are working to protect kids from vaping and nicotine dependence.
子供を電子たばことニコチン依存から守る活動をしている他の親御さんと繋がりを持ってください。
Adult Use of E-Cigarettes to Quit Smoking
禁煙するために電子たばこを大人が使用することについて
The evidence for e-cigarettes as a tool to help adults quit smoking is limited. To date, no e-cigarettes have been approved by the FDA as smoking-cessation devices.
大人が禁煙するための電子たばこの使用については、根拠が乏しいです。現在、FDA
(食品医薬品局)は禁煙グッズとして電子たばこを承認していません。
People trying to quit should try FDA-approved medications, including over-the-counter and prescription options, which are known to be effective. These medications can make you nearly two times as likely to successfully quit smoking.
止めようと思っている人は、FDAが認可している医薬品を試してみてください。市販薬、処方薬の両方があり、効果があるとされています。こうした医薬品を使うことで、禁煙には2倍効果があるとされています。
Most health insurance plans, including Medicaid, cover treatment to help you quit smoking.
メディケイドを含む保険制度はそのほとんどが禁煙にかかる費用もカバーしています。
ただ、「親の責任です。」とか、「自分の子供のことだから、親がちゃんと気をつけてあげてください。」と言われても、実際の所、親もどうしていいか分からないのです。自治体として、教育機関などの協力を得ながら取り組むと同時に、家庭においては、まず親を助けること。その具体的な姿勢を示すことで、親はとても力強く思って、やろう!という気になるのです。
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