ニューヨークでき生きしている英語に出会うのが楽しくて、今ではそれがコレクションとなってしまいました。そしてそこから見えてくる社会の仕組みや、人々の生活、歴史を学ぶこととなり、すっかりニューヨーク大好き人間になってしまいました。

今回見つけた英語は、地下鉄のデジタル掲示板からです。

"NEW YORK TRANSIT MUSEUM"
SEA TRAIN
Subway Reef Photos   by Stephen Mallon

「ニューヨーク交通博物館」の入り口はここ。（ウィキペディアの画像より）

住所は
Schermerhorn Street & Boerum Place, Brooklyn, NY 11201
です。
ニューヨーク交通博物館 (New York Transit Museum) は、廃止されたコート・ストリート駅を改修して作られました。（『パーソン・オブ・インタレスト』も廃線になった車両が隠れ家でした。。。）ここではニューヨークの地下鉄の歴史が展示されています。 グランド・セントラル駅には別館があり、今回の"See Train"の写真は、ポスターの一番下に書いてある場所、"Grand Central Terminal, Shuttle Passage"に展示されました。

ポスターを見ると、"Sea Train"の下に、"Subway Reef"とありますが、"reef"は"coral reef"（サンゴ礁）の「礁」（岩礁）に当たります。連なっている岩のイメージです。

画像の部分のみを拡大します。

タンカーの様にも見えますが、乗っているのは、電車の車両です！

写真の説明を読みます。（Sea Train — Gallery Talk - New York Transit Museum　より）

Photographer Stephen Mallon’s images, many seen in Sea Train: Subway Reef Photos for the first time, capture our collective imagination, and serve up the seemingly impossible: iconic subway cars, repurposed to become an artificial reef on the ocean floor. Join Senior Curator Amy Hausmann and Stephen Mallon for a gallery talk, where they will explore the fascinating story behind the subway reef program. They will discuss how these symbols of industry and busy city life, which carried millions of passengers along New York City’s iron rails for decades, were dropped like toys into the vastness of the Atlantic seascape to begin the next chapter of their useful life – as a flourishing new habitat for marine life.
写真家、ステファン・マロンの写真作品で、「シートレイン：岩礁になった地下鉄写真展」で初めて見ることができます。我々の興味をかき立て、あり得ないと思わせる写真です。なぜなら、地下鉄の車両がそのまま別の目的でよみがえっているからです。海底の人工岩礁となったのです。ギャラリートークをしてくれる主任学芸員のエイミー・ハウスマンとステファン・マロンの説明を聞きましょう。驚くべき地下鉄車両リーフプログラムの話を掘り下げてくれます。そして、産業と忙しい生活のシンボルであり、ニューヨークの鉄のレールの上を何百万もの乗客をのせて何十年も走った地下鉄の車両が、おもちゃのように太平洋の大海原に沈められ、海の生き物たちの新しい住処として第二の人生をそこで始めることになったのか、そのいきさつが分かります。

時を経て、ニューヨークの沖合に沈んだ車両を見つける人は、驚くでしょうね。なぜ地下鉄の車両が、海の中に沈んでいるのだ？と。。。

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