Talking New York --- New Yorkで見つけた英語

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ルーズベルト島のオクタゴンタワーは、隔離病棟の入り口だった。

ニューヨーク、ルーズベルト島にある史跡には、「隔離」というキーワードでつながる史跡がいくつかあります。この建物もそうです。


現在はマンハッタンに近いことから、隣に高級マンションが建設されています。この建物はマンションの入り口として利用されています。1階のみ見学することができますが、住居の一部なので、内部の撮影は不可。でも、歴史の展示室は見る価値があります。




少し引いてみます。


昔は、こうでした。
画像はこちらからです。
Roosevelt Island Historical Society




入ってすぐに螺旋階段があります。撮影不可なので、画像はお借りしました。
https://www.bucketlist127.com/goal/visit-roosevelt-island-octagon-tower




これはかつての螺旋階段。



管理人さんはおられるのですが、時々住人の出入りがあるくらいで、観光客はゼロ。


次のプレートの英語を読みます。




DESIGNATED LANDMARK NEW YORK CITY


OCTAGON TOWER
Built as the administrative center of the New York City lunatic asylum in 1837-39, octagon tower was designed by the prominent architect Alexander Jackson Davis. One of the first municipal institution of its type in the country, the site was selected because the pleasant island surroundings were thought to be conductive to both physical and mental rehabilitation. During the 1890s the building became the entrance to metropolitan hospital, a general hospital known for its school of nursing and care of tuberculosis patients. The building was abandoned in the 1950s and the wings were demolished in 1970. Restored by Becker + Becker in 2006, the domed gneiss structure is a city, state, and national landmark.
NEW YORK LANDMARKS PRESERVATION FOUNDATION 2007


オクタゴンタワーは、著名な建築家アレキサンダー・ジャクソン・デイビスによって設計され、1837年から39年にかけてニューヨーク精神病院管理センターとして建設されました。このタイプのものとしては全国で最初の施設のひとつで、この場所は身体的と同時に精神的なリハビリを行うのに、快適な環境だとして選ばれました。1890年代には、その建物は、看護学校と結核患者のケアを行うところとして知られる都市型総合病院の入り口となりました。この建物は、1950年代に利用されなくなり、1970年に別館が壊されました。そして2006年に、ベッカー・プラス・ベッカーによって復元され、ドーム型の片麻岩の建築物は現在、市、州、そして国のランドマークになっています。
2007年ニューヨークランドマーク保存基金


"oct"というのは、ラテン語で"8"のことです。八角形はoctagon、タコはoctopus。10月が"October"なのは、古代ローマの暦では3月が最初の月だったからのようです。



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