トゥーン・ブックスの本は、ただの絵本じゃなかった! レベルの高さに驚く!
これは、グ ラフィックノベルズの中でも、特に子供向けのものです。
著者は、Nadja Spiegelman イラストは、Sergio García Sánchez
日本では、絵本には間違いないのですが、ただの絵本じゃなかった・・・。
"TOON BOOKS"というところから出版されています。
"TOON BOOKS"のホームページがあります。
こちらもどうぞ。
英語学習者にとっては、簡単でしかも幅広く応用の利く英語のフレーズがいっぱいつまっているので、楽しく本物の英語に触れることが出来ます。
例えば下の「小学校で先生がニューヨークの地下鉄を題材に授業をしている」絵のページ。
まず、教室での先生と生徒の会話を日本語で拾ってみるので、皆さんなら英語で何と言うのか表現してみてね。
次の会話です。
先生「今日はエンパイアステートビルに行くからね、そこまでの地下鉄のことをちょっと勉強するよ。」「どの電車がすきかな?」
生徒1「Qトレインが好き。橋の上を通るから。」
生徒2「Gトレインが好き。すごく短くてかわいいから。」
生徒3「4トレイン。あの緑色が大好き。」
生徒4「1トレインがいいな。僕の家に直行だもん。」
生徒5「Lトレインが好き。川の下を走るから。耳がキーンってなる。」
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では、実際の英語ページを出しますね。
「今日はエンパイアステートビルに行くからね、そこまでの地下鉄のことをちょっと勉強するよ。」
So, today we're going to the Enpire State Building, and we'll be learning a bit about the subway along the way.
「どの電車がすきかな?」
What are your favorite trains?
「Qトレインが好き。橋の上を通るから。」
The Q Train because it goes over a bridge!
「Gトレインが好き。すごく短くてかわいいから。」
The G Train because it's so little.
「4トレイン。あの緑色が大好き。」
The 4 because I love the color green!
「1トレインがいいな。僕の家に直行だもん。」
The 1 because it goes straight to my house.
「Lトレインが好き。川の下を走るから。耳がキーンってなる。」
The L because when it goes under the river, my ears pop.
となっています。
こうした吹き出しのある本で、英語学習をするのは楽しいし、いちいち日本語訳を考えずにどんどん読み進むことによって単語も増えます。ただ、すべて大文字のブロック体でかいてあることが多いので、慣れないとちょっと読みづらいかもしれません。
この本のすごいところは、子供がただ楽しく読むだけでなく、地下鉄の歴史を学ぶことができるというところです。これは大人でも十分ためになります。
例えば、本編の後ろに画像つきでニューヨークの地下鉄の歴史が書いてあるのです。
では、明日をお楽しみに・・・。
この本、アマゾンで買えますよ!
Englishラボ
GM MisTy