「陰ある行動にライトを!」とニューヨークの監察課が呼びかけています。
ちょっと珍しいポスターでした。まず色が地味。めだたない。でもどこか芸術的でもある。。。
クィーンズの36st Stationの地下鉄にありました。
書いてあるのは、
"SHINE A LIGHT ON SHADY BEHAVIOR"
(陰ある行動にライトを! ← 怪しい行動に光を当てよう。)
"shine a light"のところは、実際は「光を当てよう」と言いたいところなんですが、このポスターからして、日本語で「光を当てる」というと、「人に知られず、いい行動をしてきた人がいる(ものがある)から、ちょっと注目してあげようよ。」とまるで良いものにたいして言っているような感じがするので、目的語が「怪しい行動←陰ある行動」なので「ライトを(当てよう)!」にしてみました。これなら目的語がいいものでも悪いものでもいけるかな、ということで。。。
ところで、気になりますねー、「怪しい行動」とは?テロか?ドラッグ売買か?犯行計画か?ポスターを見る限り、こうしたこととは無関係に思えます。
下に書いてある英語を読みます。
"Just one fake inspection is all it takes...
Report corruption and fraud at 212-3-NYC-DOI"
CITY OF NEW YORK
DEPARTMENT OF INVESTIGATION
「一回虚偽の検査をやっただけで、大変なことになります。。。
汚職や詐欺行為を見つけたらNYC-DOIに通報してください。
ニューヨーク市 監察課」
ポスター下のエンブレムがNYPDと似てるなー。
これがNYPDのエンブレム。
こちらが、ポスターにあるDOIのエンブレム。
ね?でも、DOIとNYPDは違う組織。DOIは、一体何をしているのか?「捜査課」と訳してしまうと、NYPDとかぶると思ったので、あえて「監察課」と訳しましたけど。。。
そして、一体このポスターは何なのか?内部告発を促してる?(英語では、"whistle-blowing"って言いますよ。)
気になって、調べることにしました。
すると・・・。
ニューヨークでは、すべてに渡って何らかの不正に気付いたら、通報するシステムが出来上がっていることがわかりました。政策に関わるトップクラスの人たちに対してもです!
明日、"DOI"のページに行ってご報告しますね。。。
次はDOIで英語学習。
EnglishラボのMisTy