MisTy's Talking New York / New Yorkで見つけた英語

New Yorkの街を歩いて教材として使える英語を探し、同時に異文化や社会問題を考えています。

New Yorkの交通情報から表現をチェック。"heavy"、"crowded"という単語がない!

New Yorkで英語表現を探していると、まず日本語で考えて、それを英語に置き換えるという作業ができないことが分かります。反対に、こういう場合は日本語では、こういう言い方をしてるな、と思います。多分それは、日本に来た外国の方も同じ感覚だろうと思います。それは、テレビを見ていてもそうです。


例えば、日本で目にする「交通情報」と「天気予報」。News 専門チャンネルでは、15分おきに情報が流れます。


「情報」を英語で何というか?と聞くとほとんど"information"という答えが返ってくると思いますが、次のような表現になっています。



"RAIL & ROAD"     鉄道と道路の状況



まずは日本の「鉄道情報」に当たるものです。


このチャンネルでは、"SERVICE ALERT"になっています。


"alert"はどういう意味?と聞くと、ほとんどが「警報」と答えるでしょう。
でも、"Service Alert"を「サービス警報」と訳すとおかしいですよね。。。「大雨警報」ならおかしくないのに。。。
やっぱり日本なら「鉄道情報」となるかな。。。


"alert"と”warning"はどちらも日本語の「注意喚起」という意味では同じですが、次のような違いがあります。(ロングマンの定義を引用します。)


"alert"
giving all your attention to what is happening, being said etc
(現在起こっていること、言われていることなどに対して十分な注意すること)


入試のイディオムでは、”pay attention to ~”のほうが載っているかと思いますが、「アルク英辞郎プロ」の説明によりますと、次のようになっていました。

【用法】give attention (to)よりpay attention (to)の方が一般的であるが、attentionの前に所有格が付く場合は、give one's attention (to)の方が、pay one's attention (to)より使用頻度が高くなる。(2016年2月現在)

"warning"
something, especially a statement, that tells you that something bad, dangerous, or annoying might happen so that you can be ready or avoid it
(何か悪いこと、危険なこと、あるいは困ったことが起こるかもしれないので、備えたり避けたりできるよう、特に公に伝えること。)


次は道路の状況です。



学校で教える、ここでは、"heavy"とか"crowded"という表現がありません。その代わりに、"STOP & GO"、 "SLOW"、 "MEDIUM"、  "FAST"の4段階です。


"heavy"と"crowded"は日本では、「渋滞している」というときの英訳として大抵の生徒が使います。"There is heavy traffic."は「渋滞している」?”heavy traffic"って単に、「交通量が多い」って感じがします。


以下はニューヨーク交通局のページの英語です。

The Department of Transportation (DOT) has identified sixteen days during the UN General Assembly and throughout the holiday season when heavy traffic is expected in Manhattan. On these Gridlock Alert days, you should consider walking, biking, or taking mass transit for any trips in Manhattan.

マンハッタンでは、"heavy traffic"が予想される→交通量が増える→混雑する→渋滞する


という文脈でとらえられます。こういうときは「渋滞する」と訳しても構わないでしょうね。


"crowded"はロングマンの定義は次のようでした。
"crowded"
too full of people or things  (人あるいはものであふれている状態)
(例)
a crowded room
a crowded street
The train was very crowded, and we had to stand.


「人であふれている」ことに重点が置かれているように思います。


crowded with 
The narrow roads were crowded with holiday traffic.
(狭い道路は祝日の車であふれていた。)


因みに”jammed"もほぼ”crowded"と同じ感覚で使われているようです。道路を主語にすると、「渋滞」感覚が出るように思います。


道路が「渋滞」ということをはっきり言うなら、"congested"がいいと思います。
ロングマンでは、定義が ”full of traffic””になっていて、例として
”London’s roads are heavily congested (=very congested).”が挙げられていました。


さて、


"STOP & GO"の画像があったなー、と思って探しました。これです。



もう一方の手に持っているのが、"STOP"のサイン。日本の場合だと、片側が工事中で、誘導灯で、止めたり進めたりしている所ということですね。「片側走行」という日本語が当てはまるのかな?


少なくとも、New Yorkにはこれはないと思います。
          ↓



大人の社会科見学シリーズ - 道路工事案内


次は天気予報ね。
宿題です。
「晴れ」は学校では、"sunny"と教えますが、夜晴れてたら何て言えばいいの?








×

非ログインユーザーとして返信する

あと 2000文字

※は必須項目です。