Talking New York --- New Yorkで見つけた英語

発見と感動を与えてくれるニューヨークを英語学習に役立つコンテンツにして毎日お届けしています。

最新のアマゾン店に対する反応は?変化を受け入れるか、疑念を抱くか?

家族でコストコに行くことを、"excursion"と表現した友人がいました。「あ~、確かに。。。」メモを見ながら、買いたいものだけ買うというよりは、行ってから「何を買おうかな?」というワクワク感と「探検」感覚、お祭り感覚があるかもしれません。レジに並びながら、他の人が買ったものを何気なくみる楽しさ(?)も。


完全アマゾン化したホールフーズマーケットが、あちこちで試験的開店しています。連日お届けしていますが、今日は、Part 4で、実際に利用したお客さんの感想を中心にお届けします。原文、画像共前回と同じ、ニューヨークタイムズのこちらです。





The Whole Foods in Glover Park has operated for more than 20 years, a cornerstone of a neighborhood that is within walking distance of Embassy Row and the vice president’s Naval Observatory residence. Four years ago, the store closed over a dispute with the landlord and a rat infestation. Amazon announced last year that it would reopen the store as a Just Walk Out pilot project.


(ワシントンD.C.の)グラバーパークにあるホールフーズは、大使館通りや海軍天文台敷地内の副大統領の住居が徒歩圏内にあって、地域の中心的な役割を20年以上にわたって果たしてきました。4年前、地主とのトラブルとネズミが出ることを理由に閉店していましたが、アマゾンは去年、その店を「ジャスト・ウォークアウト」のパイロットプロジェクトとして再開すると発表しました。


(アメリカ副大統領の家)


The rats may be gone, but not the neighborhood angst. The renovated store has sparked a spirited local debate, with residents sparring on the Nextdoor community app and a neighborhood email list over the store’s “dystopian” feeling versus its “impressive technology.” Some neighbors reminisced about how the store used to invite people to just hang out, with free samples and fluffy blueberry pancakes sold on weekends.


ネズミはいなくなっても、近隣住民の不安はなくなりません。新装開店したホールフーズは、住民の間に活発な議論を引き起こしました。住民は、コミュニティアプリ「ネクストドア」や、近隣のメールリストで激論を交わし、店舗の「ディストピア(反ユートピア)感」をもつ人と「素晴らしいテクノロジー」という人に分かれました。また、かつては週末には無料サンプルが配られたり、ふわふわのブルーベリーパンケーキが売られたりして、みんなただブラブラしてこの店に来ていたな、と懐かしむ住民もいました。



Alex Levin, 55, an 18-year resident of Glover Park, said people should not reject the store’s changes.


グラバーパークに18年住んでいるアレックス・レビンさん(55歳)は、人々は店の変化を拒むべきではないと言いました。


“We need to understand the benefits and downsides of the technology and use it to our advantage,” he said. He added that he had tried tricking the cameras and sensors by placing a box of chicken nuggets in his shopping bag and then putting the item back in a freezer. Amazon wasn’t fooled, and he wasn’t charged for the nuggets, he said.


「私たちはテクノロジーの利点と欠点を理解し、強みにしていけばいいのです。 」と彼は言いました。そして彼は、チキンナゲットの箱を一旦買い物袋に入れ、それからそれを元のフリーザーに戻して、カメラやセンサーに誤認させてみようと思ったことがあると言いました。するとアマゾンは引っ掛からなかったし、ナゲットの代金は請求されなかったといいます。


But others said they had found errors in their bills and complained about the end of produce by the pound. Everything is now offered per item, bundle or box. Some mourned the disappearance of the checkout line, where they perused magazines and last-minute grab bag items. Many were suspicious of the tracking tech.


しかし、請求書に誤りがあったという人もいたし、1ポンド単位の商品がなくなったと不満を漏らす人もいました。今は、すべて1個、1束、1箱単位で売られています。(安売り情報の)雑誌を見て来店したり、閉店時間直前に寄せ集めたみぎり品を買ったりして、多くの人がレジの前に列を作っていた光景がなくなってしまったことを嘆く人もいました。買い物のトラッキング技術に疑念を抱く人も多かったです。



MisTy says: コストコのレジは、商品をベルトコンベヤーに置いて、店員のチェックを受けてカードか現金で支払います。前の人が買ったものを見て、急いで同じものを買いに戻ることがあったり、今日は「みんなでパーティーかな?」と想像したり、ソフトクリームの種類が変わってないかチェックしたりしてます・・・。並んでても特にイライラしない。。。"excursion"だから。( ´艸`)



次回が最終回となります。


Englishラボ
MisTy

×

非ログインユーザーとして返信する