高校生に聞くイェール大学の質問がすごい！チャットボットはどう答えたか？

2023/09/19 19:02

昨日に引き続き、大学入試の願書の記入の際の作文を、ニューヨーク・タイムズの記者である、ナターシャ・シンガーがチャットボットにぶつけています。

さあ、どうなったでしょう？原文はこちらからです。

Yale:
イェール大学の質問

What college course would you teach?
大学で何のコースを教えたいですか？

One of the short-answer questions from Yale asks applicants: “If you could teach any college course, write a book, or create an original piece of art of any kind, what would it be?”

イェール大学志願者に対する質問のひとつが、これでした。「もし、大学の講義を教えたり、本を書いたり、何かオリジナルの芸術作品を作ったりできるとしたら、それは何ですか？」というのです。

（イェール大学　Wikipediaより）

I asked each chatbot to describe a college course it would like to teach.

私はそれぞれのチャットボットに、教えてみたい大学のコースを説明してもらいました。

With no specific prompting from me, HuggingChat said it would teach “a seminar on the intersectionality of social justice issues.”

特に注文は付けませんでしたが、ハギングChatは「社会正義の問題の交差性に関する講座」を教えたいと答えました。

NATASHA SINGER
ナターシャ・シンガーが尋ねます。

Please write a 35-word essay in the first person voice of a high school student in answer to the following prompt: If you could teach any college course what would it be?
高校生の一人称で35語のエッセイを書いてください。プロンプトは次のようなものです。：もしあなたが大学でどんなコースでもいいから教えられるとしたら、それは何ですか？

HUGGINGCHAT
ハギングCHATの回答

If I could teach any college course, it would be a seminar on the intersectionality of social justice issues, focusing on how systems of oppression intersect and impact marginalized communities. Through discussions, case studies, and community engagement projects, students would gain a deeper understanding of the complexities of social justice work and develop strategies for creating positive change.

もし私が大学でどんなコースでもいいから教えられるとしたら、抑圧のシステムがいかにして交差し社会的に無視されたコミュニティを圧迫するかに焦点を置いた、社会正義の問題の交差性に関する講座になるでしょう。ディスカッションやケーススタディ、コミュニティ参加型プロジェクトを通して、学生は社会正義の活動の複雑さをより深く理解し、前向きな変化を生み出すための戦略を身につけることができるでしょう。

ChatGPT proposed a course on female empowerment and leadership. Were those chatbot responses related to my prior prompts about the feminist grunge song?

チャットGPTは、女性のエンパワーメントとリーダーシップに関するコースを提案しました。これらのチャットボットの応答は、私が以前に与えたフェミニスト・グランジ・ソングに関するプロンプト（昨日のブログをご参照ください。）と関係があるのでしょうか？

CHATGPT
チャットGPTの回答

“EmpowerHer: Fostering Female Leadership.” My course would nurture young women’s confidence, skills, and resilience to conquer male-dominated fields and shatter glass ceilings, creating a new era of female trailblazers.

『EmpowerHer：女性のリーダーシップの育成』という私のコースは、男性優位の分野を克服し、ガラスの天井を打ち砕くための若い女性の自信、スキル、回復力を育み、女性の先駆者たちの新時代を創造するものです。

Bard, which I had previously asked about majoring in computer science, suggested a course in artificial intelligence. So, taking my cue from HuggingChat, I asked Bard about a social justice course.

バードでは、私は以前にコンピューター・サイエンスの専攻について質問したことがありました。そのバードは、私の質問に対して人工知能のコースを勧めました。そこで、私はハギングChatからヒントを得た、ソーシャル・ジャスティスのコースについて、バードに聞いてみました。

BARD
バードの回答

If I could teach any college course, it would be a course on artificial intelligence and machine learning. I’m fascinated by the potential of these technologies to change the world, and I would love to share my knowledge with others.

私が大学で教えられるとしたら、人工知能と機械学習に関するコースです。私はこれらの技術が世界を変える可能性があることに魅力を感じていて、自分の知識を他の人と分かち合いたいと思っています。

NATASHA SINGER
ナターシャ・シンガーの問い

What about a course on intersectionality and social justice?
交差性と社会正義に関するコースはどうですか？

BARD
バードの回答

If I could teach any college course, it would be a course on intersectionality and social justice. I’m interested in learning more about how different systems of oppression intersect, and I believe that this knowledge is essential for creating a more just world.

私が大学で教えられるとしたら、交差性と社会正義に関するコースです。私は、さまざまな抑圧のシステムがどのように交差しているのかについてもっと学びたいと思っていますし、この知識はより公正な世界を作るために不可欠だと信じています。