Talking New York --- New Yorkで見つけた英語

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期間限定メトロカードは「広告」だった!

期間限定メトロカードは、記念すべきもの、残す価値があると思われるものをとりあげつつ、広告としての効果を持たせたものでした!


印刷されているのは裏面で、表面は通常のメトロカードのデザインでした。
左が広告、右が通常のメトロカードのデザインです。



期間限定の販売に至るまでをMTAの次のサイトで読みたいと思います。


今回のリーディングの狙いは、「自分が得た情報をもとにして、他の人に『限定メトロカードの販売』についてどれだけのことが話せるか」ということです。キーになる単語を頭に入れることを意識して読みましょう。





昨日読んだ英文の中では、「限定版メトロカード」は、"a Limited Edition MTA MetroCard"と書かれていました。


今日の表現は、


Branded MetroCards


となっています。


"branded"は、名詞の前に置かれる形容詞で、ケンブリッジに次のように説明があります。
(日本語、下線はMisTyによるものです。)

made by a particular company and sold under a particular name

特定の会社によって作られ、特定の名前で販売されているもの


Most supermarkets sell branded goods such as Heinz ketchup or Kellogg's cornflakes as well as own-brand goods.

ほとんどのスーパーマーケットでは、ハインツのケチャップやケロッグのコーンフレークのようなブランド品自社ブランド品を販売しています。


日本語では、「ブランド品」というとまず高価なイメージがあるので、"branded Metro Cards"を「ブランドメトロカード」と表現すると、高価なカードのように思えてしまいます。「特製」とか「限定」という表現にしてさらに、通常のものとは異なるというニュアンスで「「版」を付けると本来の意味の感じが出ると思います。


サイトの情報は、2024年5月14日のものです。



MetroCards are an iconic advertising platform that generates 起こす)great "buzz." Throughout their 30-year history, custom-branded (特注で限定制作した)MetroCards have been prized for their collectability. MetroCards will be retired soon, replaced by our new OMNY contactless payment system(非接触決済システム).


The last “standard” branded MetroCards, available at current rates, must be ordered by March 15, 2024 for distribution no later than June 1, 2024.


After that, the MTA is offering advertisers the unique opportunity to create one of the final two custom MetroCards to ever be offered. These last two cards must be part of a holistic (総合的な)campaign that promotes your brand and the cards, while also delivering a unique rider benefit/experience. Contact Lucy Zachman for more details.



メトロカードは、広く「バズる」(話題となる)象徴的な広告基盤です。その30年の歴史を通じて、カスタムブランドのメトロカードは、その収集性のために珍重されてきました。メトロカードは間もなく役目を終え、新しいOMNY非接触決済システムに置き換わります。


現行料金で利用できる最後の「標準」ブランドのメトロカードは、2024年3月15日までに注文し、遅くとも2024年6月1日までに配布する必要があります。


ということで、MTAは広告主に、これまで募集した最後の2枚のカスタムメトロカードのうち、現在はその1枚について作成の機会を提供中です。この最後の2枚のカードは、あなたのブランドとカードを宣伝すると同時に、乗客にとってお得、あるいは特別な乗車となるようなる総合的なキャンペーンになるにちがいありません。詳細はルーシー・ザックマンまで。


👩文中にある、"the final two custom MetroCards"で、「最後の2枚」は、昨日のアイス・スパイスのカードの発売に続いて、Notorious B.I.G.のカードが発売されたことを意味します。


👩動画を確認すると、販売終了した自販機に並んでいた人が、まだ販売終了していない自販機の前に並び直して2枚ゲットしていました。



最後にオプションについて書かれていましたのでそれも読みます。

Your Options

Advertise on the back or both sides of the MetroCard.

Target up to 10 stations for distribution (配分)through subway station vending machines (自動販売機).

Advertise on print runs from 50,000–1,000,000+ cards. The larger the run, the lower your per-card cost.


オプションをご検討ください。


メトロカードの裏面または両面に広告を掲載できます。


地下鉄駅の自動販売機で最大10の駅をターゲットにして販売できます。


50,000~1,000,000枚以上の広告を印刷できます印刷枚数が多いほど、カード1枚あたりのコストは低くなります。


👩"The +比較級......, the +比較級"を使って、「~すればするほど、~だ」となります。


👩今回の広告は、ニューヨーク市のラップ誕生50周年ということで、ラッパーが選ばれましたが、過去には、テレビドラマであったり、MTAの電車シリーズのカードもあったようです。


ebayという電子商取引のオークションサイトでは、次のようなすでに数々の限定版メトロカードが売られていました。




ニューヨークはあらゆるところで、ビジネスを効率的に、効果的に進めていますね!


ちなみに、予想通り、アイス・スパイスのカードは、長蛇の列ができて即完売となり、変えなかった人の残念だったコメントが動画になっていました。( ´艸`)



この対面販売所も無くなった・・・。
有難う、メトロカード・・・。




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