ライティング力が上がるリーディング[22]---一つの文を長くする
「ニューヨークに移住したフロリダの女性の感じたこと」についてのエッセイの一番最後の文が次のような一文で書かれていました。この文の構成について解説のご要望がありましたので、今日はそれをとりあげます。
次の文です。
While I'm still building what I can call my community, the city has allowed me to meet dozens of amazing people from different walks of life already, whom I wouldn't have connected with if not for admitting to myself and others that the city can be lonely for newcomers like me.
私はまだ自分の居場所と呼べるものを作っている最中なのですが、この街は私のような新参者には孤独になりがちだと、自分にも人にも打ち明けたからこそ、私はこれほど多様で素晴らしい何十人の人々と出会えたのだと思います。
このような長い文を書くには、次のポイントを意識するといいと思います。
●接続詞を使う
接続詞の後は、必ず主語と述語があり、完全な文になります。
While ~の一方で
私は今はまだ作っている最中ですが
何を?⇒what I can all my community ⇒私が自分の居場所とよべるすべてのものを
●接続詞を使うと、必ず主節が必要
the city has allowed me to ~
その街が私に~することを可能にしてきた
to meet dozens of amazing people
何十人もの素晴らしい人々に出会うことを
●前置詞を使って修飾部分を作る
people from different walks of life already,
異なる職業から来ている人たち⇒異なる職業の人たち
"walks of life "⇒ 職業
●カンマ+関係代名詞を使って説明の部分を作る
,whom I wouldn't have connected with
私がつながれなかったであろう人々
whom ⇒ peopleを指す関係代名詞(目的格)
wouldn't have connected with ⇒ 助動詞の過去形+過去分詞⇒~しなかったであろう
●イディオムを使う
if not for ⇒もし~がなかったら
admitting ⇒ 後に出てくるthat節の内容を認める
to myself and others ⇒ 自分自身と他の人に対して
if not for admitting to myself and others that ~
自分自身や他の人に~であると認める
👩🏼🏫前置詞のあとに動詞を持ってくるときは、~ingを付けて動名詞にします。
"admit"は、「~を認める」ということなので、後ろに何を認めるのかということをthat節で続けます。
that the city can be lonely for newcomers like me.
その街は私のような新しく移住してきた人にとって寂しい思いをするところかもしれないということを
👩🏼🏫「うん、うん、この街ってそういう街だよね、わかるわかる」といった感じを出しています。
● 二重否定を使う
この文は、"wouldn't have connected with"と、"if not for"のところが二重否定になっています。
「もし~がなかったら、~ではなかっただろう」となりますが、「~があったからこそ、~できたのだ」のようにとらえます。
このように「二重否定⇒肯定」の形を使うことで、文全体の重みが増します。
よかったら参考にしてください。

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