ニューヨークに着いて、空港を出るまでに出会った英語。
乗り継ぎにウンザリしながらも、なんとかラガーディア空港(LaGuardia Airport)に着きました。
どこの空港でも見かける歓迎のメッセージ。
ここでは、
American Airlines
Welcomes You To New York
アメリカンエアラインは
皆様のニューヨークご到着を歓迎いたします。
英語では、"airlines"と複数形になっていていますが、動詞は単数扱いの"s"が付いています。"airline"単独だと「航空路線」となって"airlines"は複数扱いになりますが、"American Airlines"は会社名なので、単数扱いなのですね。しかし、日本語では「アメリカンエアラインズ」ではなく、「アメリカンエアライン」と言っていますね。
よくある歓迎のひと言は、"You're welcome!"ですね。"welcome"が他動詞なら、"You're welcomed!"(あなたは歓迎されます!)となるはずですね。なぜ"Yo're welcome!"なのかというと・・・
"welcome"が「形容詞」だからです。
ここの表現は他動詞として使われているので、"American Airlines welcomes you to New York."となっているので、"You"を主語にして受動態に書き直すと・・・
You are welcomed to New York by American Airlines. となるはずですが、実際は・・・
"You are welcome to New York."で使い、by~を書きません。by~が必要なら、能動態で、"American Airlines welcomes you to New York."と書くわけです。
さて、"BAGGAGE CLAIM"ですが、日本語でもカタカナで「バゲッジクレーム」と言うことがあります。「クレーム」というと、「クレームをつける」というように使うので、いかにも文句を言うところのような印象がありますが、"claim"という動詞は、
"to state that something is true, even though it has not been proved"
証明されていなくても、それが本当だと主張すること (ロングマンの定義より)
ということなので、別に荷物の受け取りに関して文句を言うところではないのです。
"GROUND TRANSPORTATION"
は、「陸上交通」つまり、バスやタクシーのことです。飛行機も"transportation"なので、それと区別して、"ground"をつけているわけです。
次の一枚。
海外にご旅行されたのですか?
ご気分が悪いのですか?
風邪だと思っていらっしゃいますか?
その下の英語は・・・
It could be measles.
Call your health care provider.
もしかしたら、はしかかもしれません。
医療サービスセンターにご連絡ください。
とあります。
次の一枚は荷物がでてくるベルトコンベアーにのっていた英語です。
バッグはよく似ています。
クレームタグを見てご自分の荷物を御確認ください。
見た目で判断しないでください。
Englishラボ
MisTy