Talking New York --- New Yorkで見つけた英語

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ニューヨーク、クィーンズ地区で見つけたUrban Upboundとは?

ニューヨークのクィーンズ地区を歩いて英語を探しています。
今日は、画面右側にあるオレンジの日よけに書いてある英語が目に入りました。



近くによって英語を確認します。



"URBAN UPBOUND" tackling poverty, changing lives.
「アーバン・アップバウンド」貧困と闘い、人生を変える。


"FINANCIAL  Counselling"              「ファイナンシャル・カウンセリング」
"EMPLOYMENT ASSISTANCE"   雇用支援」
"COLLEGE ACCESS"       「大学入学相談」


と書かれています。


これは、前日ブログに書いた、のぼり旗の本部?
ただ、"URBAN UPBOUND"という英語にやや違和感を感じます。意味は分かりますが・・・。



この違和感は何だろうと思って、ちょっと調べました。


"URBAN"は、「都市の」という形容詞。
"UPBOUND"は、「上に向かっている」という形容詞でしょうが、ロングマンには定義の記載はありません。"inbound"と"outbound"はあります。この2つは最近はカタカナでも使っていますね。「中に向かっている」と「外に向かっていると言う意味で、特に飛行機や電車で使われるアメリカンイングリッシュです。"bound"が方向を表すので、それに"up"をつけて、「上方向の」とか「上りの」という意味になるのは想像できますが、英英辞典には載っていなくて、日本のアルクの英辞郎に載っているというのが、ちょっと不思議です。


しかも、"URBAN UPBOUND"は、形容詞2つで名詞がない、ということになります。MisTyとしては、"UPBOUND"は造語で固有名詞として使っているのではないかと想像します。「都市の発展」?、「都市の向上」?どちらにしても日本語にしないほうが良さそうです。


アーバン・アップバウンドのロゴがこれです。


オレンジ色は、アパートを表してる?
それが矢印のように上を向いていることで、この地域を良い方向へ持って行こうというメッセージ(?)のように受け取りました。


ところで、次のページを見てみました。



Description & History
The mission of the Urban Upbound, formerly the East River Development Alliance (ERDA) is to provide residents of four public housing neighborhoods in Western Queens - Queensbridge (the largest public housing community in the nation), Astoria, Ravenswood, and Woodside - with the tools and resources needed to achieve economic mobility and self-sufficiency, and to break intergenerational cycles of poverty. Urban Upbound achieves these objectives through four integrated, comprehensive, and long-term programs which serve over 4,500 individuals per year and are anchored by the Urban Upbound Federal Credit Union: employment services, financial empowerment services (including one-on-one financial education and counseling, comprehensive public benefits access and tenant advocacy), college access and youth development, and community economic revitalization.
(アーバン・アップバウンドドの)詳細と沿革
「アーバン・アップバウンド」、正式には「イーストリバー:開発連合(ERDA)」の使命は、クィーンズ西部、つまり全米最大の公営ハウジングコミュニティーであるクィーンズブリッジ、そしてアストリア、レーヴェンズスウッド、ウッドサイドの計4つの公営住宅居住者に、より高い所得をめざし、自己充足を得、そして世代に渡って続く貧困状態を断ちきるための必要な知識や力をつけることです。アーバン・アップバウンドは、4つの統合され、包括的、かつ長期的なプログラムを通してこうした目的を達成しました。一年で4,500人以上の人々がそのプログラムの恩恵を受けました。それを支えているのが、アーバン・アップバウンド連邦信用組合です。その信用組合は、仕事の紹介、財政的な力をつけるためのサービス、詳しくいうと、個人的な金銭教育と助言、公的に得られる恩恵の説明、居住者支援を行い、さらに大学入学相談、青少年の健全育成、地域の経済活性化に至るまで様々なサービスを提供しています。


この団体は、ボランティア団体のようです。ウェブサイトを見ると、実際にはプログラムとして4つ挙げられていました。
●URBAN UPBOUND FEDERAL CREDIT UNION
● FINANCIAL COUNSELLING
● EMPLOYMENT SERVICES
● COMMUNITY REVITALIZATION


アーバン・アップバウンド連邦信用組合
ファイナンシャル・カウンセリング
職業紹介サービス
地域活性化


サイトはこちらです。
http://urbanupbound.org/


Englishラボ
MisTy

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