Talking New York --- New Yorkで見つけた英語

発見と感動を与えてくれるニューヨークを英語学習に役立つコンテンツにして毎日お届けしています。

ニューヨークのスーパーのロフトには、商品の宣伝ポスターがない。あったのは、"IRC"(国際救済委員会)の存在。

ニューヨーク、ユニオンスクェア前のホールフーズ(Whole Foods)のロフトで見つけた英語を続けます。


ロフトはピカピカではないけどきれい。ゴミなし。聴覚的に静か。視覚的にも静か。普通スーパーの2階なら、セールのポスターや商品の宣伝のポスターが貼ってあるだろうけど、ゼロ。これが視覚的な静けさを生んでいるんだろう。


そんななか、一枚のポスターを見つけました。商品の広告のように、目立たず、パッと見ただけでは分からないので、じっくり読んでみました。


拡大します。



"VISION NOT VICTIM"

「犠牲ではなくビジョンを」


「ビジョン」ってそのままカタカナで日本語でもよく使われますが、今一つどういうことを言うのかがはっきりしないので、ロングマンを引いてみました。


"vision"
"an idea of what you think something should be like"
(こうであるべきだと思う考え)


そして下には"RESCUEORG/VISION"(救済組織/ビジョン)と書かれています。


Young girls caught in crisis and living in refugee campus or poor urban areas are uniquely vulnerable to exploitation and violence. They struggle with access to education, health care, isolation, and are at risk for early marriage.


幼い少女たちが危機的な状況に陥っています。難民キャンプや都市の貧困地域で暮らし、不当な搾取や暴力に対してどうしようもなく弱い立場にあります。彼らは教育や医療、孤独と格闘し、若くして結婚させられてしまう恐れをかかえています。


The Internatilnal Rescue Committee’s Vision not Victim program brings groups of girls together to explore their power and potential. Paired with mentors from their community, each girl expands her idea of what is possible, creates a vision for herself and develops a strategic plan for making it a reality. Through community outreach, the girls families and communities are able to understand the importance of supporting each girl’s dreams and education. 


「国際救済委員会」の「ビジョン・ノット・ビクティム(犠牲ではなくビジョンを)」プログラムでは、バラバラな少女たちを集めて、彼女たちのパワーと可能性を探ります。彼女たちはコミュニティーにいる指導者とペアになり、一人一人ができることを広げていくのです。そして、指導者は彼女たちにビジョンを持たせ、それを実現していくための手段を考えさせていくのです。コミュニティーが手を差し伸べることで、少女たちの家族とコミュニティーは彼女たち一人一人の夢と教育を支援していく重要性を理解できるようになるのです。


The International Rescue Committee responds to the world’s worst humanitarian crises and helps people to survive and rebuild their lives. At work in over 40 countries and 25 U.S. cities to restore safety, dignity and hope, the IRC leads the way from harm to home.


 「国際救済委員会」は、世界中の人道的危機的状況に対応し、犠牲になっている人々が生き抜いて生活を立て直す力になっています。IRCは40を超す国と25のアメリカの市において、安全と尊厳と希望を取り戻す活動を行っており、”harm(傷)"から"home(家)"への道のりを先導しています。


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