Talking New York --- New Yorkで見つけた英語

発見と感動を与えてくれるニューヨークを英語学習に役立つコンテンツにして毎日お届けしています。

ニューヨークでたこやきを焼いているカールが考える達人とは?

ニューヨークのJapan Fes(日本祭り)が今月19日から始まります。



アメリカで"Washoku"(和食)は人気があるのですが、ほとんどそれはスシとラーメンで、「唐揚げ」と「たこ焼き」は人気がないと思っていました。


「唐揚げ」は甘酸っぱいのが嫌い、「たこ焼き」は「タコ」の触感が苦手という人が多いからです。しかし、ニューヨークではそうでもないようです。Japan Fesでは、唐揚げもたこ焼きも大人気。


今日はその中で、ニューヨークのたこ焼き屋さん"Karls Balls"をとりあげようと思います。
最後に、ご本人が登場する動画がありますよ!お楽しみに。。。


ホームページがあります。
https://www.karlsballs.com/karl-who.html


日本のたこ焼きより大きいです。アメリカ人向けに大きさを変えているのですね。。。
キューピーマヨネーズがかかっています。
鰹節、こんなに乗せちゃって大丈夫かな・・・?



店主は「カール」と呼ばれている男性です。
若い日本人に見えますが、日本語を話しているのを聞いたことがありません。。。


「カールさん」って誰?


と思っていると、サイトに紹介が載っていましたので、読みます。




KARL who???
カールさんて誰???


Karl Palma is a passionate cook who began his journey into takoyaki culture by landing a part time job and eventually became the General manager and Head Chef position at East Village's Otafuku from June 2011 to June 2013 . While running Otafuku, he was approached to star in a food documentary called TAKO NY directed by Kris Bearton. Little did he know that this film was going to debut at The Food Film Festival in New York City in 2012 in front of a packed house of hungry foodies at a local AMC theatre. Running a restaurant while working another full time job took a toll on him and Karl decided to move on. 


カール・パルマはたこ焼き文化の道を歩き始めた熱い料理人です。始めはアルバイトからで、それからイーストヴィレッジにある「おたふく」で2011年6月から2013年6月まで店長兼料理長になりました。「おたふく」を経営する傍ら、クリス・ベアトン監督の『タコ・ニューヨーク』という食のドキュメンタリーで主演してほしいと言われました。この映画は2012年のニューヨークシティ・フードフィルムフェスティバルで、市内のAMCシアター(映画館チェーンの名前)の多くのお腹を空かした多くのグルメたちで埋まる会場で上映されるということを全く知りませんでした。もう一つフルタイムの仕事をしながらレストランを経営していくことは彼に大きな負担となり、カールは別の仕事に移ろうと決めました。


After leaving Otafuku in 7/2013, karl took a break from cooking and went back to playing drums and practicing buddhism, but it was too late. The movie he starred in had people asking nationwide where he will be cooking next, or where his store was. As the film premiered in different cities such as Chicago, Charleston, South Walton, Florida, Karl was flown in to cook and introduce Takoyaki to the masses.


2013年7月に「おたふく」を辞めた後、料理から離れ依然やっていたドラムの演奏や仏教の教えを実践する活動に戻ったのですが、遅すぎました。彼が出演した映画を観た全国の人たちから今度は彼はどこで焼くのかとか彼の店はどこなのかと聞かれるようになりました。その映画は、シカゴやチャールストン、サウスウォルトン、フロリダといった別の市で上映されたので、カールは多くの人たちにたこ焼きを焼いて紹介するために飛び回りました。


Without a store front to cook, in 2015 he officially launched "Karls Balls" at the Queens night market and the ball has been rolling ever since. In late 2015, Karl became the official Takoyaki vendor or Japan Fes, an annual 1 block all Japanese street fair.


たこ焼きの店がなかったので、2015年に彼は正式に『クィーンズ・ナイトマーケット(夜店』で、「カールズボールズ」を開き、それ以来たこ焼きが広まっています。2015年後半、カールは毎年街の1ブロックが全部日本のストリートフェアになる日本祭りで正式にたこ焼きやさんを開くようになりました。


In 2016, a producer from NHK news discovered Karl's stand. Raised in Osaka, he became interested in Karl's story....and Karl became a overnight sensation in Japan. This segment, premiered overseas and immediately, Karl won over the hearts of the homeland. It was only right that he had to visit Japan to continue to learn and research.


2016年、NHKニュースのプロデューサーがカールのスタンドを見つけました。大阪で育った彼はカールの話に興味を持ったのです。こうしてカールは一夜にして日本でセンセーションを巻き起こしました。この番組は海外でも報道され、すぐに故郷日本の人々の心をつかみました。彼にとって唯一正しいことは、学び研究するために日本に行かなければならないということでした。


in 2017, Karl visited Japan and ate at 23 Takoyaki stores in 2 weeks. With new found inspiration, he decided to revamp his recipes to further pay homage to Japanese culinary and the shops of Osaka by researching and finding the best ingredients and equipment to curate a Takoyaki that reflected his heart and soul. This research and constant curiosity keeps Karl motivated to learn more and more as being a master is something he feels he can never be.


2017年、カールは日本を訪れ、2週間で23のたこ焼き店でたこ焼きを食べました。新しくインスピレーションを得て、彼はハートと魂のこもったたこ焼きを生み出すために最もいい材料と設備を研究し見つけることによって日本の料理と大阪の店への敬意をさらに払うためにレシピを改良することを決めました。この研究とたゆみなない好奇心がカールをもっと知りたい気持ちにさせています。なぜなら本当の達人となることは達人ではないと感じることだ(とかれは考えている)からです。


in 2019, Karl found a teacher in Japan and constantly works to improve to give his customers a taste of Osaka. Not only does Karl cook Osaka food, but his stand bleeds Osaka comedy, wit and fun.


2019年、カールは日本で先生を見つけました。そして常にお客さんたちに大阪の味を提供するため改良を重ねています。カールは大阪の食べ物を作っているだけではなく、彼の店で大阪のコメディやウィット、楽しさを生み出しているのです。


Today Karl is continuing to cook and refine his recipe and technique, while educating the masses of Takoyaki culture. His Takoyaki pop-up tent travels through out New York City, popping up in different boroughs. Karl also guest cooks at different restaurants and or food halls. He hopes to also bring back some of his favorite dishes of Osaka west to introduce to all of you to eat and enjoy.


現在、カールは多くのたこ焼き文化を伝えながら、引き続きたこ焼きを焼き、レシピとテクニックを磨き続けています。彼のたこ焼きテントはニューヨーク市中で目にします。違うボロ(行政区)にも現れます。カールはまた違うレストランやフードホールに出向いて焼いたりもします。彼は皆さんにも喜んで食べていただけるように西大阪の彼のお気に入りの料理のいくつかも持ち帰りたいと思っています。


ケーブルテレビの料理番組にはよく出ているようです。NHKのBS1にも出たようなので、ご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。趣味はウェイトリフティングや、ドラム、卓球もやるそうです。そういえばがっちりした身体が自慢のようですよ。(それでもマヨネーズは、キューピーハーフなのね。。。)




では、カールさんが登場するNHK BS1の番組をどうぞ!
最後に、「熱いで。」って大阪弁で言っているのをお聞き逃しなく!



BEST TAKOYAKI IN NYC! NHK BS1 NYで活躍するたこ焼きシェフKarl Palma



「自分は達人ではない」と考えている限り、「達人」を目指して頑張れるのですね!頑張れ!カールさん!!



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