Talking New York --- New Yorkで見つけた英語

発見と感動を与えてくれるニューヨークを英語学習に役立つコンテンツにして毎日お届けしています。

ニューヨーク、ジャクソンハイツに本当のニューヨークがあるのかもしれない。

今回、どうしても行きたかったところの一つが、クィーンズ地区にある「ジャクソンハイツ」です。昨年10月に渋谷のシネマフォーラムで公開された、88歳、フレデリック・ワイズマン(Frederick Wiseman)監督のドキュメンタリー映画が作られた場所です。テーマは「ジェントリフィケーション」。
今回拠点をクィーンズに決めたのも、ジャクソンハイツに近かったことが一つの理由です。ラガーディア空港からタクシーで約20分。タクシーの運転手さんは、映画は観ていないようですが、"gentrification"のことは知っていました。でも、特にそのことを愚痴るわけでもなく、むしろクィーンズの魅力や行くべき所を教えてくれました。


ちなみに、"gentrification"のロングマンの定義は次のようなものです。


a gradual process in which an area in bad condition where poor people live is changed by people with more money coming to live there and improving it

お金を持っている人たちが、そこに住みそこを良くしていこうとすることにより、もともと人々が住んでいるその状態の悪い地区が少しずつ変わって行くプロセスのこと。


「ジェントリフィケーション」については、日本でも当てはまるところがあるので、興味がおありになれば、映画のレビューを載せていますので、ご一読ください。


     ↓  
号外!「ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ」を観てきました。The New York TimesのReview全文です。 


    



地下鉄を降りたのは、Fラインの"ROOSVELT AVENUE JACKSON HIGHTS  STATION"(ルーズベルトアヴェニュー・ジャクソンハイツ駅)。



地上に上がると、すぐに7ラインの高架の駅、"74st Broadway Station"が見えます。
かなりうるさい音がひっきりなしにします。




マンハッタンでは、見たことのないこの赤い物体。ポストではなさそうです。
そこに書いてあった英語が次のものです。




もっとズームアップ!




左が火事の通報用で、右が警察に通報用。
左の火事のほうがよく使われているのかと思うくらい、上の部分がはげています。


"TO REPORT AN ENERGENCY"

1. LIFT COVER
2. PUSH BUTTON
3. ANSWER OPERATOR
YOU MUST ANSWER TO GET HELP


緊急通報用のものです
1. カバーを上げます
2. ボタンを押します
3. オペレーターが尋ねることにお答えください
助けを求めるためには、必ずオペレーターの質問にお答えください


いたずらに使用されないように、MUSTという強い必要性を表す単語を使い、さらにアンダーラインを引いて強調しています。しかし、今でも有効なんでしょうか?ちょっと試してみたく・・・なりません。これが結構あちこちにあります。


そのに横に並ぶ無料の新聞ボックス。



白いボックスには、
"Queens LATINO"  
クィーンズのラテン系アメリカ人


赤いボックスには、
"EQUADOR"    エクアドル



高級車が走ってます。どんな人が乗ってるか分からないけど。。。
汚いストリートだと思いますか?MisTyはそう思いませんでした。反対にここに本物のニューヨークがあるとさえ感じました。


Englishラボ
MisTy

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