ニューヨーク・タイムズの質問の仕方に学ぶことが多かった!
2025年1月、ドナルド・トランプ大統領が誕生しました。
そのとき、ニューヨーク・タイムズが10代の若者に、期待と不安を聞きました。
多くの意見が寄せられ、一部を取り上げて読みました。
こちらです。
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そして、100日が過ぎ、若者たちがどのように感じているのかを、ニューヨーク・タイムズのラーニングネットワークを担当する編集者、キャサリン・シュルテンが聞きました。(彼女は英語教師として19年間、英語を教え、学校新聞のアドバイザーとして生徒の指導をしていました。)
タイトルは次のようなものです。
What Do You Think of Trump’s First 100 Days?
How do you feel about how the Trump administration is transforming America and its place in the world?
By Katherine Schulten
April 29, 2025
トランプ大統領の最初の100日について、どう思いますか?
トランプ政権がアメリカとその世界の中での位置をどのように変えているかについて、感じていることを教えてください。
シュルテン氏は、まず、端的にトランプ政権の現在の動向を整理している記事を示し、それを読んでから書くように指導しています。。
生徒は、そのリストの中から興味のあるものをクリックして、短い記事を読んで自分の感想を書きます。
与えられた記事のタイトルは次のようなものです。
Foreign Policy: Treaties(条約), Alliances and Soft Power Are Out. Raw Power Is Back In.
外交政策:条約、同盟、ソフトパワーは去った。 ローパワーが戻った。
👩「Raw power(ローパワー)」は、文化、価値観、外交的な魅力などを通じて他国に影響を与える力である "Soft power"とは異なり、より直接的で強制力のある影響力のことです。具体的には軍事力、経済制裁、資源の支配などを指すことが多いです。
Federal Government: Musk and Trump: A Partnership and a Bureaucratic Bull Rush
連邦政府:マスクとトランプ:パートナーシップと官僚的な猛進
Immigration: Trump’s Immigration Measures Cause Fear, but No Surge in Deportations
移民:トランプの移民措置は恐怖を招くが、強制送還の急増はなし
Retribution(報復): A Campaign to Exact Revenge, Using the Powers of the Presidency
報復:大統領の権限を駆使した、まさに「復讐」行動
Tariffs and Trade: Trump Called It ‘Liberation Day.’ But His Tariffs Triggered(引き起こす) Panic.
関税と貿易:トランプは「解放の日」と呼んだ。しかし、彼の関税はパニックを引き起こした。
Economy: Expecting Recession? How Trump’s Shifting Policies Have Upended the Economy.
経済:不況になるか? トランプの政策転換はどのように経済を混乱させたか?
Diversity and Equity: In a Moment of National Tragedy, Trump Equates(同等とみなす) Diversity With Incompetence(無能力)
多様性と公平性:国として悲劇的なことに、トランプは多様性を無能力とみなした
Imperialism: Greenland? Canada? The Canal? The Mystery Behind Manifest(明らかな) Destiny
帝国主義:グリーンランド?カナダ?運河?「明らかな運命」の謎
👩🦰”Manifest Dignity”は、米国領をテキサスまで拡張した第11代ポーク大統領の言葉で、トランプが就任式の時言ったものです。
Culture: For Trump, the Arts Had Become ‘Too Wokey(“woke”「目覚めた」の派生語)’
文化:トランプにとって、芸術は「「あまりにも社会的意識が高すぎる」
Social Media: At the White House, a Cascade of (一連の)Content for Social Media
ソーシャルメディア:ホワイトハウスでソーシャルメディア向けのコンテンツが次々と投稿される
👩ホワイトハウスは、次のようにソーシャルメディア戦略を強めています。
●ホワイトハウスのスタッフや官僚が直接視聴者向けの動画を製作しています。
●政権の方針をそうしたソーシャルメディアで発信しています。
●特定のテーマに関する動画や投稿を積極的に行なっています。
●支持層とのコミュニケーションを強化しています。(The Hillより)
👩このような記事の内容を踏まえて、シュルテン氏は、次のような質問を世界中の生徒たちに投げかけています。そして生徒たちは、自分が共感を持つ部分、あるいは反対の意見を持つ部分をはっきりさせていきます。
What is your overall reaction to Mr. Trump’s first 100 days in office?
トランプ大統領の就任後100日間の、あなたの全体的な印象はどのようなものですか?
How have the actions of this administration affected you, your family, your friends, your school or any of the other communities you are a part of?
この政権が行なっていることは、あなた、家族、友人、学校、またはあなたの仲間たちにどのような影響を与えていますか?
How have you dealt with the “chaotic blur(不明瞭な状態)” of the news? If you are trying to keep up with what is happening, how are you doing that?
ニュースの「混沌とした不確実性」に対処するために、どのようにしていますか?もし追いついていこうとしている場合、どのようにしていますか?
Looking back at how you felt in January, have your feelings about this administration changed? Why or why not?
1月の(大統領就任)時点での気持ちと比べて、この政権に対するあなたの感情は変わりましたか?なぜですか?
What are your hopes and fears for President Trump’s remaining 1,361 days? Why?
トランプ大統領の残る1,361日に対するあなたの希望と不安は何ですか?なぜですか?
What would you say to President Trump or a member of his administration if you could?
もしトランプ大統領やその政権のメンバーに話す機会があれば、何と言いますか?
👩シュルテン氏は、これらの質問に対して、ひとつでも複数でもいいのでコメントして欲しいと言っています。質問やアンケートなど、何かについて反応を知りたいと思った時の質問の仕方はとても難しいと思います。この質問は的確だと思いますか?またもしあなたなら違う質問をしたいですか?日本では新しい首相が誕生して半年が過ぎました。上の質問のいくつかで、トランプ大統領のところを、石破首相に置き換えて日本語でディスカッションしても面白いと思います。
明日は、若者のコメントをいくつか読んでみようと思います。

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