アダムズ市長とカマラ・ハリス副大統領の関係は良くなっていくだろうか?
2021年、カマラ・ハリス氏はバイデン大統領から南の国境からの移民の流入問題を任されていました。ホンジュラス、グアテマラ、エルサルヴァドルの北部三角地帯では汚職がはびこり、政情が不安定で多くの移民がアメリカを目指して国境を越えて来ていたのです。ハリス氏は、グアテマラに行って、アレハンドロ・ジャマテ... 続きをみる
アダムズ市長とカマラ・ハリス副大統領の関係は良くなっていくだろうか?
2021年、カマラ・ハリス氏はバイデン大統領から南の国境からの移民の流入問題を任されていました。ホンジュラス、グアテマラ、エルサルヴァドルの北部三角地帯では汚職がはびこり、政情が不安定で多くの移民がアメリカを目指して国境を越えて来ていたのです。ハリス氏は、グアテマラに行って、アレハンドロ・ジャマテ... 続きをみる
カマラ・ハリス氏の移民に対する取り組みはニューヨークの最大の関心事。
ニューヨークの移民問題については、このブログでも何回か取り上げてきましたが、今回民主党の大統領選候補者として、カマラ・ハリス副大統領(Kamala Harris)が指名されたことで、ニューヨーク市とカマラ・ハリス氏との関係が気になっています。 ニューヨーク市は2022年にはすでに移民の流入について... 続きをみる
誰にでも長所があれば、短所もあります。長所が短所になることもあります。ハリス氏の場合は後者であると言っているのは、ニューヨークタイムズの"the Morning newsletter"の、デイヴィッド・レオンバード(David Leonhardt)記者です。(原文、画像はこちらです。) 今日のリー... 続きをみる
バイデン大統領の続投は無理ではないかとささやかれて以来、民主党から誰が大統領候補として選ばれる可能性があるのかをDaily Newsがとりあげた実質的な4人(ミッシェル・オバマ氏を除く)を大統領候補の可能性があると報じ、そのPro(肯定的な面とCon(否定的な面)を挙げていました。(→こちらで読み... 続きをみる
単語のレベルが高い!学生によるアニメーションについての論説を読む。
ニューヨーク・タイムズの「学生による論説文コンテスト」の入選作を読んでいます。3回目になります。 今日読むのは、マサチューセッツ州シャロンに住む19歳のシルビア・ウッドバリーさんによるものです。(原文、画像はこちらです。) 早速読んでいきます。 筆者は高校の卒業生ですが、単語のレベルが高いので、シ... 続きをみる
昨日に引き続いて、今日お届けするのは、ニューヨーク・タイムズの企画による学生の論説文コンテスト(Student Editorial Contest)の入賞作品です。 今日は、17歳のカリフォルニア州、サンホセのノートルダム高校生、メーガン・ラングさんの次のタイトルの論説です。(こちらに原文がありま... 続きをみる
ニューヨークタイムズでは、Learning Networkというサイトで、主に高校生に様々な学習の機会をコンテストの形で与えています。 特にライティングのコンテストは様々なスタイルがあり、その中の一つがエディトリアル・ライティング(Editorial Writing)コンテストです。エディトリアル... 続きをみる
ニューヨークタイムズ専属のライターから論説文の書き方を学ぼう!
ニューヨークタイムズが重要視しているものの中に、「若者を育てる」ことがあります。夏休みには、高校生をインターンとして迎え、実際のジャーナリズムの世界に触れさせ、学校では学べないことを教えてくれます。 今日は、動画を通してニューヨークタイムズの専属論説委員である、アンドリュー・ローゼンタール(And... 続きをみる
ニューヨーク市のサイドウォーク・シェッドは、単に工事中の足場だと思っていましたが、それはビルからの落下物から市民を守るものでした。 しかし、歩道の安全性は時代と共に昔ほど危険を回避しなければならないものではなくなり、シェッドの役割についても様々な議論がなされています。 エリック・アダムズ市長は、シ... 続きをみる
今日は、ニューヨーク市の名物(?)でもある、サイドウォーク・シェッドの特集の3回目です。 サイドウォーク・シェッドを"ugly"(醜いととし、その数を「減らしていこう」というのが、アダムズ市長の考えです。アーバンアンブレラのような現代的なデザインに作り直したとしても維持費がかかり、同時にビル全体の... 続きをみる
サイドウォーク・シェッドはニューヨークの発明!約100年前からあった!
昨日に引き続いて、ニューヨークのビルに沿って建てられているサイドウォーク・シェッドについて読んでいきます。 Untapped New Yorkのミッシェル・ヤング(Michelle Young)氏が 、ポッドキャストで ヨーク・スキャフォールド社のケン・ブエットナー(Ken Buettner)社長... 続きをみる
"Untapped New York"のサイト(こちら)を見ていて、長年の謎が解けました! 始めは何かの工事をしているのかと思っていたのですが、なくなる気配がない。アレがどうしていつまでもなくならないのか? これのことです。(画像は、こちらのUntapped New Yorkの記事からです。) 美... 続きをみる
ニューヨークに行ったら、ポプラ通りの街灯に歴史のロマンを感じよう!
ニューヨークの街灯についてUntapped New Yorkのサイトを読んでいます。 昨日の続編です。 Untapped New Yorkの次の記事を取り上げています。 ⇓ ⇓ ⇓ 早速読んでいきます。 The gas lampposts in Brooklyn Heights are an ho... 続きをみる
今回はニューヨークの街灯の歴史を読んでみようと思います。 歴史に関する記事は、背景を押さえながら時系列的に理解を流していく必要があります。 Untapped New Yorkの次の記事を取り上げます。 ⇓ ⇓ ⇓ 今日のリーディングのポイントは・・・ ★ 時系列で街灯の歴史を整理してみよう です。... 続きをみる
"BQE"は"Brooklyn-Queens Expressway"(ブルックリン~クィーンズ間の高速道路)です。 道路のことなので、場所によって、ニューヨーク市、ニューヨーク州、ブルックリン区それぞれが、所有している場所があります。 (triple cantilever) 👩写真で見ると、張り... 続きをみる
ニューヨーク市のエリザベス・ストリート・ガーデンの保存に関する記事を扱った時に、"Community Board 2"(コミュニティ委員会2)というものの存在を知りました。その委員会は日本でいう地域の自治会のような組織を大きくしたようなもので、市がエリザベス・ストリート・ガーデンを壊して建設しよう... 続きをみる
ニューヨークの若者支援の形(一例)は、今の日本で可能だろうか?
昨日から若者支援のプログラムである、ニューヨークの慈善団体による「The Harlem Children’s Zone plan (ハーレム・チルドレン・ゾーンの計画)」を読んでいます。今日はその後半です。 ニューヨーク市では、人種間の収入格差が大きいです。 アーバン・インスティテュートという、政... 続きをみる
「若者への投資」は、日本の選挙でも候補者がよく訴える内容です。今日はニューヨーク市で行われている、新しい形の「若者への投資」の一例をご紹介します。社会的な構造も教育システムも大きく日本と異なるので、日本社会にこの支援の形が当てはめられるとは限りませんが、ひとつの支援の形としてとらえたいと思います。... 続きをみる
大統領候補にミッシェル・オバマの声が上がるが、その可能性は?
アメリカでは今年11月に大統領選挙が行われますが、現在、バイデン現大統領が民主党の、トランプ前大統領が共和党の候補者となっています。バイデン氏に対しては、81歳という高齢のため、バイデン氏ではトランプ氏と闘えないのではないかという心配する声がある中で、デイリー・ニューズが、バイデン大統領に代わって... 続きをみる
アメリカ大統領選挙について、バイデン大統領では民主党が負けてしまうのではないかという見方から、では、他に誰が候補者として挙げられるのかが話題になっています。 6日付デイリー・ニューズ(Daily News)の一節にこんな文がありました。(原文はこちらです。) The 81-year-old Bid... 続きをみる
庭園が取り壊される?都市が抱える大きな問題がニューヨーク市にも!
ニューヨーク市にはセントラル・パークを中心に、あちこちに公園や庭園があります。その中には世界的に有名な樹木園として機能しているマディソン・スクェア・パークもあります。 ニューヨーク市民は、公園や緑地を大いに利用してスポーツや散策を楽しんでいます。大都会の真ん中にあって気軽に行けるという利点はとても... 続きをみる
ニューヨークタイムズは、若者を対象に様々な学びの機会を与えています。ショートエッセイのコンテストであったり、新しい単語を考えるコンテストであったり、ニュースクイズを出題したりと、楽しんで学べる材料がたくさんありますまた、学校の先生たちのためにレッスンプランのアイデアも提供しています。→The Le... 続きをみる
バイデン大統領は大統領選挙の候補を他の人に譲るべきだといった話題が様々なメディアで取り上げられていますね。ホワイトハウスでの記者会見で大統領の年齢による体調の変化について質問された広報官は、「ヨーロッパから戻ったばかりで、ジェット・ラグが影響していた」、「風邪を引いていた」という説明がありましたが... 続きをみる
現大統領に対して、11月の大統領選挙に出るのをやめたほうがいい、というのはそう簡単なことではありません。特に、その理由が何か大きなスキャンダルが出てきたということではなく、明らかに年齢に関することが理由である場合は。 しかも、相手はつい最近34件の告発について裁判で有罪となった人です。 このような... 続きをみる
ニューヨークタイムズに載った今日の記事は、"The Editorial Board"(論説委員会)によるものです。ニューヨークタイムズの記者が書いたものではありません。 記事を載せるにあたって、ニューヨークタイムズは、この編集委員会について、次のような説明を加えています。 The editoria... 続きをみる
ライティングの授業が変わる!感想文の書きっぱなしはもう古い!
ニューヨークタイムズが行った今回の実験では、 小学4年生の教師である、クリスティーン・ローソンさん、 作文のプロ家庭教師である、アマンダ・ニールセンさん、 スタンフォード大学教育学教授のサラ・レヴィーンさん、 そして児童文学作家のジュディ・ブルームさん の4人が判定に関わりました。 今日は、これま... 続きをみる
人間の子供が書いたものか、AIが書いたものかを当てるクイズの最終回です!最終回は4つの英文で判定が行われます。 リーディングのポイントは・・・ ★自分の判断の決め手となった英文を見つけよう です。 今回は、ブログの一番最後に正解を載せました。 皆さんが、どこを決め手にしたのかを読みながら判定されて... 続きをみる
昨日の作文は、実際の人間の中学2年生が書いたものが含まれている、またAIに中学2年生を想定して書くよう指示した英文ということで、とても興味があるものでした。 作文となると英語力ばかりでなく、「国語力」も要求されます。そして「良い作文」を書くために単語力や表現力が重要なキーとなります。 昨日の結果は... 続きをみる
あなたはいくつ当てられる?人間が書いたものか、チャットGPTが書いたものか?
人間が書いたのかチャットGPTが書いたのかを当てるクイズ、2日目です。(原文はこちらにあります。) 昨日の判定をした4人のプロのように、ひとつの作文をめぐって、自分の考えをまとめてみましょう。 今日のリーディングの目的は・・・ ★(自分の)判別の決め手になる単語や表現を探す です。 明日、専門家の... 続きをみる
「チューリングテスト---Turing test」というものがあります。 人工知能が人間にどれだけ近い反応をするかを試すテストです。 今回の小学4年生の作文について、それが人間の子供が書いたものか、チャットGPTが書いたものかのについてニューヨーク・タイムズは4人の教育関係の人たち(小学4年生の教... 続きをみる
チャットGPTがリリースされたのは、2022年11月のことで、その性能に世界中が驚愕しました。特に教育関係者の間では、教育現場にチャットGPTが導入された時のメリットとデメリットが検証されました。大学では論文での使用についてが論争になっています。 当時、ニューヨークタイムズが行った、クイズ形式のテ... 続きをみる