日本で「アメリカ」と命名された桜があった!英語では"Akebono"!
前回はニューヨークのサクラについて書いてきましたが、日本で人気の「ソメイヨシノ」も植えられていましたね。
もっと踏み込んで調べていたら、Prunus × yedoensis 'Akebono'(Yoshino Cherry)という表記を見つけました。
どうやらアメリカではAkebonoという品種が通称としてSomei-yoshinoと呼ばれることがあるようです。
Prunus × yedoensisという表記は交配を表しています。ソメイヨシノもAkebonoも、エドヒガンとオオシマザクラという品種を掛け合わせできたと言われています(諸説あり)。
よく似た兄弟なのかもしれないですね😄
今回はそのAkebonoについて、オレゴン州立大学のページを読みました。
こちらです。
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Prunus × yedoensis 'Akebono'
Common name Akebono Yoshino Cherry Somei-yoshino
Pronunciation PROO-nus yed-o-EN-sis
Family: Rosaceae
Genus: Prunus
Synonyms: 'Daybreak' 'Amerika'
Type: Broadleaf
Native to (or naturalized in) Oregon: No
正式名称 Prunus × yedoensis 'Akebono'(アケボノ)
通称:アケボノヨシノ桜 ソメイヨシノ
発音 プルー・キヌス・イェッド・エン・シス
科 バラ科
属: サクラ属
別名:'Daybreak'(デイブレイク---曙) 'Amerika'(アメリカ)タイプ : 広葉樹
オレゴン州原産ですか(またはオレゴン州で帰化しましたか): いいえ
Broadleaf(広葉) deciduous(落葉性の) tree, 25 ft (8 m) high, spreading to an equal width. Leaves alternate(互生の), simple(単葉の), oval(楕円形の), 6-10 cm long, 4-6.5 cm wide, doubly serrate(鋸歯状の), dark green above. Flowers are soft pink, single(一重の), (although some references(参考文献), Dirr, p. 666, list it as double(八重咲の) or semi-double).
高さ25フィート(8メートル)の広葉落葉樹で、四方の幅が等しくなるように広がる。葉は互生し、単葉、長さ6-10cm、幅4-6.5cmの楕円形で、二重の鋸歯があり、上面は濃緑色。花はソフトピンク色で一重咲き(ただし、Dirr, p. 666では八重咲きまたは半八重咲きとされている)。
👩🏼🏫“ Dirr”はアメリカの園芸学者であり、ジョージア大学の園芸学教授園芸家で学者のMichael Dirr (マイケル・A・ディール)です。“Dirr's Encyclopedia of Trees & Shrubs”という書籍があります。(Wikipediaより)

Michael Dirr
Hardy(耐寒性の) to USDA Zone 5 Introduced about 1925 by the W.B. Clarke Nursery in San Jose, California.
カリフォルニア州サンホセのW.B.クラーク・ナーセリーが1925年に導入したもので、USDA (Department of Agriculture---アメリカ農務省)ゾーン5でも耐寒性がある。
The parentage(起源) of the original Prunus × yedoensis hybrid is unclear (sometimes given as P. subhirtella × P. speciosa).
元々のPrunus × yedoensisの起源は不明である(P. subhirtella × P. speciosaとされることもある)。
The species (Prunus × yedoensis) apparently constitutes the majority of the flowering cherry trees of the Tidal Basin in Washington, D.C., where 900 were planted in 1912. They were a gift of the mayor of Tokyo. The flowers of P. × yedoensis are a light pink in the bud, but almost white when expanded. In the 1930s, William Clarke of the W.B. Clarke Nursery in San Jose, California, gave a seedling(実生の) selection of P. × yedoensis called Akebono (meaning daybreak in Japanese) for planting around the Tidal Basin. The flowers of 'Akebono' are soft-pink. 'Akebono' is named 'Amerika' in Japan (Kuitert, 1999).
1912年に900本が植えられたワシントンD.C.のタイダルベイスンの桜は、本種(Prunus × yedoensis)が大半を占めているようである。1912年に900本が植えられたが、これは東京市長から贈られたものである。花は蕾の時は淡いピンク色だが、咲くと白に近い。1930年代、カリフォルニア州サンノゼにあるW.B.クラーク・ナーセリーのウィリアム・クラークが、タイダルベイスン周辺に植えるためにP. × yedoensisの実生セレクション「Akebono」(日本語で明け方の意味)を贈った。「Akebono」の花はソフトピンク色だ。「Akebono」は日本では「アメリカ」と命名されている(Kuitert, 1999)。




日本にはAkebonoから生まれたジンダイアケボノという品種もあるようです。花のピンク色が濃くて鮮やか。病気に強い特徴を持ちます。ソメイヨシノは病気に弱く、今はソメイヨシノからジンダイアケボノに植え替える動きがあるようです。
アメリカでは、「アケボノ」で、日本では「アメリカ」という名前だなんて、おもしろいですね。
「アメリカ」は日本花の会・結城農場(茨城県結城市)の桜見本園に収集・保存されていることが確認されています。
これは公式な品種保存園なので、確実に実物を見ることができる場所のひとつです。行くなら今です!

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