Talking New York --- New Yorkで見つけた英語

発見と感動を与えてくれるニューヨークを英語学習に役立つコンテンツにして毎日お届けしています。

バイク・ニューヨークのことをもう少しお知らせします。

ニューヨークに行くときは、何かのイベント参加や観光ツアーで行くわけではないので、その年の自分のスケジュール次第。行く場所も着いてから決めるといった具合なので、運良く面白いイベントにぶつかったり、お得な経験をしたりすることがあります。危険な目にはあったことはないですし、そういう現場に出くわしたこともありません。反対に、ちょっと日にちがずれたために、参加できなかったイベントもありますが。。。


今回の、"FIVE BOROUGHS BIKE TOUR"もそのひとつ。ニューヨーク・シティ・マラソンに引けを取らない大イベントでした。(雨でしたけど・・・。)


通りに掲げられたのぼりが、大会の雰囲気を盛り上げます。


拡大して写しますね。



もう少しこのイベントのことを知りたくなりましたので、まずはWikipediaの情報を読みます。
The TD Five Boro Bike Tour is an annual recreational cycling event in New York City. It is produced by Bike New York. Conducted on the first Sunday of May, the 40-mile (64 km) ride includes over 30,000 riders. The route takes riders through all five of New York's boroughs and across five major bridges. The entire route, including bridges and expressways which normally prohibit cyclists, is closed to automobile traffic for the ride.
"The TD Five Boro Bike Tour"(正式名称がこれ。日本では略してバイク・ニューヨークーと呼ばれているようです。)は、毎年行われるニューヨーク市のサイクリングイベントです。主宰は「バイク・ニューヨーク」(というNPO団体)です。5月の第一日曜日に開催され、3万人を越えるライダーが、40マイル(64キロ)を走ります。ルートはニューヨークの5つのボロウ(行政地区)すべてを通り、5つの主要な橋を渡ります。橋も高速道路もいつもは自転車は走行禁止なのですが、この日は全ルートで車の走行ができません。


そして、主催者の「バイク・ニューヨーク」のページを見ます。
こちらです。 ⇓




Bike New York empowers New Yorkers to transform their lives and their communities through bicycling. Our vision is to increase ridership, to empower youth to lead healthy, productive lives, to remove barriers to cycling, and to advocate for and expand services to reach more New Yorkers.
「バイク・ニューヨーク」は、サイクリングでニューヨーカの生活や地域に元気を与えています。我々の目標は、ライダーシップを高め、若者が健康的で生産的な暮らしができるよう元気づけ、サイクリングのバリアを取り除き、さらに多くのニューヨーカーにサイクリングに対する理解を深め、サービスを広げていくことにあります。


On the first Sunday in May, 32,000 cyclists of all skill levels come from around the world to roll through every borough of New York City on streets totally free of cars. For one day, the roads are yours the bridges are yours, the City is yours --- there’s no better way to experience the Big Apple. Produced in conjunction with the City of New York, the TD Five Boro Bike Tour is the largest bike ride in the U.S., with proceeds funding our free bike education programs. Last year alone, we taught more than 28,000 kids and adults. When you ride with Bike New York, you’re helping us in our mission to empower more New Yorkers with the skills to ride safely and confidently on city streets. 
5月最初の日曜日、3万2千人のサイクリストが、様々なサイクルレベルで世界中からつまり、ニューヨークの全てのボロウを走り抜けます。車はすべて通りから閉め出しです。1日中、道路はあなたたちのもの、橋もあなたたちのもの。つまりニューヨークがあなたたちの物です。ビッグアプルを肌で感じるには絶好のチャンスです。ニューヨーク市と連携して行われる「バイク・ニューヨーク」は全米一大きいサイクリングイベントで、収益は無料で行われるバイク教育プログラムに充てられます。昨年だけで、我々は2万8千人以上の子供や大人に自転車講習を行いました。バイク・ニューヨークで一緒に走れば、ニューヨーカーが安全に自信を持って自転車に乗れるようになるという我々の目標の実践に一役買うがことになるのです。


追加情報を少し加えておきますね。


主なスポンサー(primary sponsor)は、TD Bank(TDバンク)で、TDは、トロント・ドミニオンの頭文字をとったものです。TD Bankは、カナダ国内第2位の規模をもつ銀行です。
その他、デルモンテやニューヨークタイムズもスポンサーになっています。


以下、Wikipediaからの情報です。


The event began on June 12, 1977 as the Five Boro Challenge with about 250 participants on an 80-mile course.
1977年6月12日。250人で80マイルのコースを走る「ファイブ・ボロウ・チャレンジ」として始まりました。


From 1979 to 1990, Citibank was the primary sponsor of the event. Citibank withdrew as sponsor in 1991. Unable to find a replacement sponsor in time, the event was not held that year. It returned in 1992 when TD Bank bought naming rights to the tour. In 2013 the City proposed to charge the Tour nearly a million dollars for police services, claiming Bike New York does not qualify as a charity, but after Bike New York filed a lawsuit, Judge Margaret Chan ruled that NYPD does not have the right to make that determination. 
The Tour had been managed by the New York Council of American Youth Hostels (AYH), for many years by tour director Paul Sullivan, who died in 1999. That same year, AYH spun off the event into a new nonprofit called Bike New York.
1979年から1990年まで、シティバンクがこのイベントの中心的なスポンサーでした。シティバンクは1991年にスポンサーを下りました。その年は代わりのスポンサーが見つけられなかったので、イベントは開催されませんでした。トロント・ドミニオン(TD)銀行が命名権を買ってくれて、1992年には再び開催することができました。2013年に、ニューヨーク市がバイク・ニューヨークがその大会をチャリティーとして行うことはできないとして、およそ100万ドルを警備費用として課すことを提案しました。バイク・ニューヨークが訴訟を起こしたのち、マーガレット・チャン判事はニューヨーク市警(NYPD)には決定権がないという裁定をしました。大会は長くアメリカン・ユースホステルのニューヨーク協議会によって行われていました、代表のポール・サリバンが他界した年の、1999年、アメリカン・ユースホステル(AYH)はそのイベントを今のいわゆる「バイク・ニューヨーク」と呼ばれる新しいNPO団体が主宰するよう主宰するように変えました。


ニューヨーク・シティマラソンは、日本からも参加者が多いと思いますが、日本でもバイカーが多くなっている現在、ニューヨーク・バイクツアーの参加者も増えるかもしれません。すでにツアーを企画している会社もあるようですが、明日参加の詳細をFAQの形で載せようと思います。参考にして、是非参加の参考にしてください。


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