ニューヨークのユニクロで英語をチェック。「感動パンツ」の驚きの英語。
アトランティック・アベニュー駅前にターゲットというモールがあり、たまたま入ってみたらユニクロがありました。
店頭の感じは日本とほとんど同じです。
このポスターも似ています。違いはキャッチコピーが英語になってるだけ。当たり前ですが。。。(^_^)
日本版がこれ。
「わっ」は、それ自体がデザインになっているようなので、"Oh"とか"Wow"とかにできないですね。日本人は文字だと認識しますが、アメリカではデザインのラインだと思われているのでは内でしょうか。
英語の部分ですが、日本語のキャッチコピーは、
「この感動、言葉にできない」 それが・・・
↓
"Comfort beyond Words" になっています。
日本語の「この感動」はどの感動なのか実際は分かりません。日本人はそれでも構わない、何となく分かるのでしょうが、アメリカでは、きちんと"Comfort"(快適さ)と表現しないと言いたいことが伝わらないのでしょう。
「言葉にできない」が、"beyond words"(言葉を越える)へ。
「まさかの、軽さ、伸縮、速乾をセットアップで。」の部分は次のようになっていました。
"Surprisingly lightweight, stretchy, and quick-drying."
「驚くほど、軽くて、伸びが良くて、そして早く乾く」
ポスターにある「感動ジャケット」と「感動パンツ」が問題です。
英語を見てみますと・・・。
"KANDO Jacket"
"KANDO Pants"
となっていました。
これは、訳せないというか、"impressive pants"としたところで、"impressive"がとても主観的な形容詞なので、自分がはいてみなきゃ分からない、と言われそうです。機能的な形容詞、「すぐ乾く」とか「軽い」をつけるといいのでしょうが、それではネーミングになりません。結局KANDOをそのまま使ったんですね。アメリカだと、"CAN DO"のもじりかと思われるかも。。。そうだったらなかなかシャレたネーミングになります。
値段です。
円でもドルでも同じ数字"5,990"なのです。
値札に99とぞろ目を使うのも、ユニクロの戦略でしょうから、100円=1ドルにしてしまったんでしょうね。
$59.90を円になおすと、約6.740円になりますから、ユニクロ製品は、今アメリカで買うと損するというわけです。日本で買いましょう。
Englishラボ
MisTy