ホテルで朝ごはんを食べずに、ニュージャージーのこのダイナーに行こう!
円安のあおりで、海外旅行を国内旅行にしたり、近場にしたりする人たちが増えていると聞きます。これから来る夏休みには、何とか安くで楽しい旅をしたいですね。そのためには、まず食事にかけるお金を工夫することです。
ガイドブックに推薦されているレストランは、日本でも食べることができます。それに量が多すぎて食べきれないこともあります。フードトラックで買って公園でピクニックしたり、ダイナーに入ってみたりするのも面白いでしょう。
では、昨日の続きをどうぞ。
These days, a place like Bendix is being squeezed on multiple sides(多方面で) — by high ingredient (食材)costs, spiking (急騰する)property taxes (固定資産税)and competition from food delivery apps(アプリ) that have become a fixture(定着) of daily life. A restaurant has to offer something special to lure (誘いこむ)diners out of the house.
昨今、ベンディックスのような店は、ずっと食材費の高騰、固定資産税の高騰、日常生活に定着したフードデリバリーアプリとの競争など、多方面から圧迫されている。レストランは客を誘い込むために、何か特別なものを提供しなくてはならないのだ。
👩受動態の形の"be +過去分詞"、あるいは、"be +形容詞"が進行形になることがあります。最初の下線部のように、そのときは"be動詞"の後に"being"を入れます。前者の場合「~され続けている」、後者の場合「(一時的に)ずっと~である」といった感じの表現になります。
👩最後の"out of the house"の"house"はお客さんの自宅のことではなく、レストランととらえるのが自然だと思います。"the house"と単数になっていますから。「店から~を提供する」ととらえられます。
👩上のイラストの中の"Guest Check"の英文は次の通りです。
“The first time we came in, John made it a point to get to know us. The second time, he remembered our names and order. A lot of places aren’t like that.”
「初めて店に行ったとき、ジョンは私たちのことを知ろうとしてくれた。2回目には私たちの名前と注文を覚えていてくれた。そういうことをするところって多くないよね。」
👩"make it a point to ~は、"make it a rule to ~"(~することをルールとする)と同様に、「~することを大切な点とする」ということを意味します。"it"は"to"以下の内容を指します。
Ultimately, this is Mr. Diakakis’s — ahem — special sauce. He fosters (はぐぐむ) community and creates an environment where people take care of one another(お互い). In a world that often feels cruel(残酷な), Bendix Diner is the opposite.
結局、そういうところがディアカキスの店の--エヘン!と咳払い--特別な店の味なのだ。彼はコミュニティを育み、人々がお互いを思いやる環境を作る。残酷に感じられることの多いこの世界で、ベンディックス・ダイナーはその対極にある。
👩特にダイナーでは、店の名前がオーナーの名前になっていることが多いです。日本でも有名な「ココス」や「マクドナルド」や「デニーズ」もみんな所有格になっています。"Mr. Diakakis’s "も、"Mr. Diakakis’s diner"の"diner"を省略した形です。
“It’s been almost two and a half years since I’ve increased the price of food,” Mr. Diakakis said. “I’m not afraid of charging a little bit more, because I try to make people feel good. They laugh, have some food, experience the blind guy.”
“They’re not walking out of here like, ‘Why the hell did I walk in?’”
ディアカキス氏は、「料理の価格を上げてから、もう2年半になるよ。今はもうちょっと上げてもいいかなって思ってるんだ。みんなにいい気分になってもらおうと頑張ってるからね。みんな笑って、食べて、盲の見えない男に合えるんだから。」と言った。
「なんでこんな店にはいることになっちゃったんだ?なんて思って店を出るなんてことはないよ。」
日本でいう、予約の要らない田舎の食堂といった感じですね。ニュージャージーに行ったら、「ニューヨークタイムズのスクラッチを読んで来ました」と言えば、とても喜ばれるかもしれないですよ。
マンハッタンなら朝食だけでも何千円もとられてしまうかもしれません。
チップははずんであげてね!
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MisTy