ニューヨークのバードアライアンスの活動はどんなことを目的としているのか?
初心者の野鳥観察は専門家が説明してくれるグループに入るのがいいでしょう。専門家は見つけやすい場所や鳥の特徴などをよく知っているからです。
また野鳥観察だけが目的ではなく、自然保護団体が野鳥の保護のために観察をしている場合もあります。
ニューヨーク市のバードアライアンスは後者で、セントラルパークの、バーディング。ボブさんの行っている野鳥観察会は前者だと思います。
さて、昨日の記事の続きを読みます。(原文画像はこちらです。ブログの英文は抜粋です。)
今日のリーディングのポイントは・・・
★バードアライアンスが使命として掲げていることはどんなことか?
を読み取ることです。
Lesser Yellowlegs. Photo credit: NYC Bird Alliance
Conservation(保護) and joy are exactly what’s at the heart of NYC Bird Alliance, Roslyn Rivas, Public Programs Manager, explained. “The mission for our public programs is to inspire a love for birds and nature and to inspire people to become wildlife conservationists themselves.”
In getting to know the city’s winged transients(翼のある短期滞在者), Co says people feel inspired to “care for lives that are different from our own.”
“One of the things at the core of wildlife education is that you’re more likely to care more about something if you’re exposed to (~に触れさせる)it,” added Rivas.”I’ve heard so many people be so in awe of (畏敬の念を抱く)their first time birding and it really does change your perspective (見方)on what you see in the city. Wildlife in NYC is not just pigeons and cockroaches..,” she said.
自然保護と喜びはまさにNYC バードアライアンスの中核をなすものです。「私たちの公開プログラムは、鳥と自然への愛情を喚起し、人々が自ら野生動物保護活動家になるよう促すことです。」とこの団体の公開プログラムのマネージャーであるロスリン・リリヴァスは説明しています。
(建築家の)アンジー・コーさんは、この街の渡り鳥を知ることで、人々は 「自分たちとは違う命を大切にしよう 」という気持ちになると言っています。
リヴァスは次のようにも言っています。「野生動物教育の根幹のひとつは、何かに触れさせることで、その何かにもっと関心を持つようになるということです。多くの人が最初の野鳥観察をすごいことだと言い、街でものを見る目が変わったと言っていると聞いたことがあります。ニューヨークの野生動物はハトやゴキブリだけではないのです。」
Nashville Warbler. Photo credit: Michelle Talich
And what people also may not realize is how intertwined (関わる)
birds are with the very landscape of New York City. Speaking about a heron(サギ), Co said that “one of the comments from new birders is, ‘Wow that bird looks like a dinosaur.’” And birds are prehistoric(有史以前の). So is New York City.
Along the ancient formation(形成) is where you’ll find a habitat that attracts many migrating birds; Forest Park in Queens is a good spot to experience this. The best times to go birding are during migration periods as hundreds of species of birds fly through NYC on their way north or south. Because the green space in the city is concentrated, it’s easier to spot them than if they were spread out all over the city. Prospect Park, for example, lists a few “hot spots” for migration period sightings.
そして、人々が気づいていないのは、鳥がニューヨークの風景そのものといかに密接に関わっているかということです。サギについて言えば、初めて野鳥を観察する人たちの感想のなかに、「あの鳥は恐竜みたいだね 」というものがありましたが、鳥はまさに有史以前からいるものであり、ニューヨークもそうなのです。
古代にできた地形に沿って、多くの渡り鳥が集まる生息地を見つけることができます。クイーンズのフォレストパークは、これを体験するのに良いスポットです。バードウォッチングに最適な時期は、何百種類もの鳥が北へ南へとニューヨークを飛び交う渡り鳥の時期です。市内の緑地は集中しているため、街中に散らばっているよりも鳥を見つけやすいのです。例えば、プロスペクト・パークには、渡りの時期を目撃する「ホットスポット」がいくつかあります。
👩ニューヨークで渡り鳥の観察ができるとは思いませんでした。これでまたニューヨークの滞在日数が増えますね。
Englishラボ
MisTy