Talking New York --- New Yorkで見つけた英語

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ニューヨークで新ワクチン承認!前回とは全く違う冷めた印象。

合衆国では、ワクチン接種が有料になっています。日本でもインフルエンザと同じ扱いとなり、コロナ再燃としても、検査もワクチンも有料でその負担は国民にとって重いものになります。


今回は、まだ感染者数が前回ほど爆発的なものではないこともあって、かなり冷静です。そして、感染拡大の可能性が叫ばれつつも、ほとんど日常は変わっていません。


今日は新ワクチンの承認に関する記事を読んでみます。


今日の記事の原文、画像は、Patchという情報誌からのもので、AP通信の寄稿となっています。(一部省略があります。)こちらです。


今日のリーディングのポイントは・・・


★新ワクチンについて知っておくべきことを挙げてみる


です。


Updated COVID Vaccine Approved: What To Know, How To Get One In NYC

The vaccines, which will be available soon, are designed to target recent COVID strains that have contributed to a summer surge nationwide.


Michelle Rotuno-Johnson, Patch Staff

 Aug 27, 2024 


The Centers for Disease Control and Prevention has already recommended this fall’s shot for everyone age 6 months and older, as long as they have not been sick with the virus in the past three months, or had another COVID vaccine in the past two months. (Peggy Bayard/Patch)


コロナ新ワクチン承認: ニューヨークでの接種方法と注意点
まもなく発売されるこのワクチンは、夏の全国的な流行となった新しいコロナの亜種をターゲットに開発されました。


写真の英語
米国疾病予防管理センター(CDC)はすでに、過去3ヶ月以内にウイルスに感染していない、あるいは過去2ヶ月以内に別コロナワクチンを接種していない、生後6ヶ月以上のすべての人にこの秋、接種を受けるよう勧めています。


Federal regulators(規制当局)have approved updated COVID-19 vaccines to better target recent strains (菌の株) of the virus that have contributed to a summer illness surge in New York City and around the country.


On Thursday, the U.S. Food and Drug Administration granted (承認した)emergency use authorization (緊急時使用許可)for the latest mRNA vaccines, which have been reformulated (再調整された)to focus on a newer omicron variant known as KP.2, or FLiRT. The approval for this year's vaccine came a little earlier than in previous years, as most of the country is experiencing increased viral activity.


The Centers for Disease Control and Prevention has already recommended this fall’s shot for everyone age 6 months and older. And though different omicron strains(菌株)such as KP.3.1.1 have also been spreading (and may become more common in the fall and winter), health officials said the variants are closely-related enough for the 2024-25 COVID vaccines to ensure cross-protection(交差防御).


米連邦規制当局は、ニューヨーク市をはじめ全米で夏に急増した感染症の原因となっている最近のウイルス株に有効な最新のコロナワクチンを承認しました。


木曜日、米国食品医薬品局(FDA)は、KP.2またはFLiRTとして知られる、より新しいオミクロン変異体に焦点を当てるように改良された最新のmRNAワクチンの緊急使用を承認しました。今年のワクチンの承認は、国内のほとんどの地域でウイルスの活動が活発化していることから、例年より少し早く行われました。


米国疾病予防管理センター(CDC)はすでに、生後6ヶ月以上のすべての人にこの秋の予防接種を推奨しています。また、KP.3.1.1のような異なるオミクロン株も流行していますが(秋から冬にかけてもっと流行する可能性があります)、保健当局は、2024-25年のコロナワクチンでは、これらの亜種は十分に密接に関連しており、交差防御できると述べています。


👩"cross-protection"(交差防御)とは、目的としたもの以外の亜種などにも部分的な防御効果があるものという意味です。


When will the vaccines be available, and when should I get one?


Pfizer and Moderna are set to begin shipping millions of doses while a third U.S. manufacturer, Novavax, expects its modified vaccine version to be available a little later.


The vaccine should be available soon at local doctor's offices, along with major pharmacies around New York. CVS is offering appointments for the new vaccine now, and Walgreens has appointments available beginning Sept. 6.



ワクチンが手に入るのはいつで、また、いつ接種すべきですか?


ファイザーとモデルナは数百万回分の出荷を開始する予定ですが、米国で3番目のメーカーであるノヴァヴァックスは、その改良型ワクチンがもう少し遅れて入手可能になる見込みだということです。


👩ノヴァヴァックス製のワクチンについては、コチラのサイトで日本語で詳しく説明されています。


このワクチンは、ニューヨーク中の大手薬局に加え、地元の医院でもすぐに購入できるはずです。(ドラッグストアの)CVSでは現在、新しいワクチンの予約を受け付けており、(薬局チェーンの)ウォールグリーンでは9月6日から予約を受け付けています。


"We encourage anyone to continue to check the vaccine finder(検索) or reach out to their providers and pharmacies to see when they will have vaccines available," the health department said.


Keep in mind that the federal government is not buying and distributing COVID vaccines any more, so the shots (注射)are no longer free of charge, though insurance carriers (保険会社)should cover most or all of the cost.



保険局は「引き続きワクチン検索をチェックしたり、かかりつけ医や薬局に問い合わせて、いつワクチンが入手できるか確認することをお勧めします」と言っています。


連邦政府はすでにコロナワクチンを購入・配布していないので、保険会社が費用のほとんどまたはすべてをカバーする必要がありますが、予防接種はもはや無料ではないことに留意してください。



👩ワクチンの接種場所はネットで近くの場所が、検索できるようになっています。このサイトで、自分の居場所を入力すればよいだけです。(こちら


コロナウイルスの検出データは地域の下水サンプルを使っているようです。合衆国全体では、ウイルスの活動は「非常に高い」というレベルで、ニューヨーク州は「高い」とされています。
(これらの情報はAP通信の寄稿によります。)


これまでは、検査もワクチンも無料だったのですが、今後は有料になるとすると、低所得者層の人たちにとっては辛い現実です。そのあたりのことは、明日とりあげます。


Entlishラボ
MisTy

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