ニューヨーク市のオープンストリートの実施は市民が申請するところから始まる!
ニューヨーク市の"Open Street"(オープンストリート)は、「行政が決めてくれたこと」を自分たちが享受している、東京都の「歩行者天国」と違って、市民が支援団体と一緒になって市に申請するところから始まるというところが特徴です。
つまり、市民が「自分たちの希望を叶える活動」を行った結果、手に入れるものだということです。
オープンストリートを手に入れることを一例にして、数回に渡ってニューヨーク社会の動き方を見ていきたいと思っています。
まず、ニューヨーク市の"Open Streets"に関するDOT "Department of Transportation"(交通局)ページを読みます。
New York City's Open Streets program transforms (変える)streets into public space open to all(全ての人に開かれた). These transformations allow for a range of activities that promote(発展させる) economic development, support schools, facilitate (円滑に進める)pedestrian and bike mobility, and provide new ways for New Yorkers to enjoy cultural programming and build community.
NYC DOT (交通局)works with a diverse set of partners to implement(実施する)Open Streets citywide, including:
Formal or informal community-based organizations (such as block associations, business improvement districts,(地区)civic groups, non-profits, etc.)
Educational institutions (such as schools (pre-K to 12 幼稚園前から12年生まで, colleges, or universities)
Groups of businesses (merchant groups 商店街, neighboring entities 近隣団体, etc.)
Houses of worship (教会)
NYC DOT’s Public Realm(分野)Programming effort helps bring engaging(魅力的な)activities to public spaces throughout the city. All activities are free and open to New Yorkers of all ages and abilities.
ニューヨーク市のオープン・ストリート・プログラムは、道路をすべての人に開かれた公共空間に転換するものです。この転換により、経済発展、学校支援、歩行者と自転車の移動の促進、ニューヨーカーが文化的なプログラムを楽しみ、コミュニティを築くための新しい方法を提供するなど、さまざまな活動が可能になります。
ニューヨーク市交通局(NYC DOT)は、以下のような多様なパートナーと協力して、市全域でオープンストリートを実施しています:
公式または非公式のコミュニティベースの組織(ブロック協会、ビジネス改善地区、市民グループ、非営利団体など)
教育機関(学校(幼稚園から高校まで)、カレッジ、大学など)
企業グループ(商店グループ、近隣団体など)
教会
ニューヨーク市交通局の公共部門プログラミング活動では、市内の公共空間に魅力的な活動を提供するお手伝いをしています。すべての活動は無料で、あらゆる年齢層・能力の市民が参加できます。
The Public Space Equity Program (PSEP) addresses (対処する)the needs of public spaces in under-resourced (必要なものが手に入らない)neighborhoods where community-based partner organizations need support in maintaining a high-quality public space.
Open Streets Rules
In 2024, NYC DOT adopted rules to codify (成文化する)the Open Streets application process and program requirements, as well as clarify(明確にする) criteria for eligible open streets partners and corridors and establish a regulatory framework for how the program will be managed and operated.
In 2024, both new and returning(以前からの)partners must apply to manage an Open Street in their community. Returning partners can complete a streamlined (簡単な)application by providing their 2023 application ID. New partners must submit a full application.
Application:
Applications are now being accepted on a rolling basis(順次)until fall 2024. Each application requires a minimum of 90 days of review before NYC DOT approves or rejects an application.
公共空間公平性プログラム(PSEP)は、恵まれない地域の公共空間のニーズに対応するもので、質の高い公共空間を維持するために、コミュニティベースのパートナー団体が支援を必要としている地域のためのものです。
オープンストリートルール
2024年、ニューヨーク市交通局は、対象となるオープンストリートの支援団体や通路の基準を明確化し、プログラムの管理・運営方法に関する規制の枠組みを確立するとともに、オープンストリートの申請プロセスとプログラムの要件を成文化するための規則を採択しました。
2024年には、新しい支援団体も以前からの支援団体も、それぞれのコミュニティでオープンストリートを管理するために申請しなければなりません。以前からの支援団体は、2023年の申請IDを提出することで、簡単に申請を行うことができます。新規団体は、必要条件がすべて書かれている申請書を提出する必要があります。
申請について
申請は2024年秋まで順次受け付けています。各申請書は、NYC DOTが申請を承認または却下するまで、最低90日間の審査を必要とします。
明日は、承認を求める市民団体の一つである、OpenPlansのページを読みます。
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