ニューヨークのテレビニュースに書かれた英語を見る
ニューヨークでテレビを付けると、日本との違いを感じることができます。
チャンネルや番組の内容にもよりますが、総じての感想は、次のようなものです。
●ニュースのコメンテーターは専門家のみ
●ニュースのキャスターに女性が多い
●ニュースでは、放送されている内容の要約文が常に表示される
●クイズ番組に芸能人が出ない
●CMにはあまり凝ったものがなく、有名人は出ない
●天気予報や交通情報は頻繁にあるものの気温や渋滞場所を示す程度で時間が短い
●携帯の音声やメールが編集なしで出る
などです。
今日は、昨日のブログで取り上げたオープンストリートに関するニュース画面の英語を読んでみたいと思います。
その後、実際のニュースを聞いてみましょう。(abc7のYou Tubeを使っています。)音声の英語を下に書いておきますから、それも読んでみてください。
NYC's Open Streets program expands to 71 ahead of school year starting
OPEN STREETS FOR SCHOOLS
DEPARTMENT OF TRANSPORTATION
● 71 schools participating this academic year
● Program began during pandemic
● Shuts down adjacent streets to schools during school hours
● DOT says any school can apply for the program
学校のためのオープンストリート
交通局
●今年度71校が参加
●プログラムはパンデミック時に開始
●学校が開いている間、隣接する道路は閉鎖
●交通局によると、どの学校でもこのプログラムに申し込むことができる
Meanwhile more encouraging news for New York City school students. The open streets program will expand to 71 schools this academic year. The program shuts down adjacent(隣接する)streets to schools during school hours, which allows for safer open streets during pickup and drop off(車での送迎), as well as for recess and outdoor learning. It's an initiative that first got its start during the pandemic, and in a statement, the department of transportation says it encourages public, private and charter schools to apply for the Open Street program.
ところで、ニューヨークの生徒たちにとっては、さらに心強いニュースです。オープンストリートプログラムが今年度から71校に拡大されることになりました。このプログラムは、学校が開いている時間帯に隣接している道路を閉鎖し、送迎時や休み時間、屋外学習時に安全なオープンストリートを確保するというものです。これはコロナパンデミックの時に始まった取り組みで、交通局は声明の中で、公立、私立、チャータースクールにオープンストリートプログラムへの申請を奨励していると述べています。
👩"charter schools"(チャータースクール)というのは、市の補助は受けつつも、公的な規制を受けず、外郭団体の協力を得て運営している学校のことです。
日本の学校は、昔は校庭を一般にも開放しているところがありましたが、今は登校時間を過ぎると校門を閉める学校がほとんどですね。防犯の目的だと思います。日本の学校は比較的校庭の面積が広く、また生徒数が減少しているということもあって、道路の開放を申請する必要がないのかもしれません。
ただ、登下校時は車の通行を禁止している道路があり、学校が近くにあることを示す標識が立っています。しかし、道路で遊ぶ子供の声が聞こえるというのは街が明るくなって活性化するような気がします。子供の声を聞いたり遊んでいる姿を見たりすると、この子供たちの未来のために自分たちができることをしておこう、という気持ちが湧いてくるという効果はあるように思います。
Englishラボ
MisTy