Talking New York --- 発見と感動を見つける英語

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エリス島では「ヘルメットツアー」に参加しよう!

昨日のニューヨーク市に近い島は、昔、感染病にかかった人たちを隔離する場所になっていたことと、自然観察の場所になっているということが分かりました。今日の島はどんな島でしょうか?早速読みます。


自由の女神(Statue of Liberty)は、Liberty Island(リバティ・アイランド)に立って、マンハッタンを見つめています。


今日は「ラット島」からです。

島の名前は、別の名前で呼ばれることもあります。


4. Rat Island (City Island Harbor)

ラット島(シティ・アイランド・ハーバー)



As is to be  (~であるように)guaranteed in New York, for every obscure (はっきりしない)real estate venture, there is always one that tops(追い越す)the last. Enter Rat Island, a 2.5-acre mass of bedrock(岩盤) and broken glass with no vegetation. To the average investor, the island is as devoid(全く無い) of value as it is devoid of life. But you won’t be able to discourage Alex Schibli, a former Port Authority employee and City Island resident who purchased the island for $176,000 in 2011.


ニューヨークではよくあることなのですが、どんな予想を超えるような不動産開発プロジェクトにも、その上を行くものがあります。その代表例が「ラット・アイランド」です。この2.5エーカーの岩盤とガラスの破片で覆われた島には、植物は一切ありません。一般的な投資家にとって、この島は価値も生命も全くない場所なのです。しかし元ポート・オーソリティ職員でシティ・アイランド在住の、アレックス・シブリはあきらめません。2011年に$176,000でこの島を購入したのです。


👩‍⚕️ "As is to be"は、"As"は接続詞か名詞のはずなのに、"As"の後にこれは主語がありません。これは、日本語でも「これって当然のことなんでしょうが」と言って話を始めることがありますが、そのパターンで、「これ」の内容が後に来ているのです。"is to"は、いわゆる「be to不定詞」の用法で、"be to"が助動詞のような役割を果たしています。


Schibli claims that he has always wanted an island getaway(保養地), but perhaps he’s realized that such a development would be impractical (現実的でない)on a landmass (陸塊)that is known for being completely submerged (水浸しになる)during average summer thunderstorms.


シブリは、いつも島で別荘を持ちたいと思っていたと強い口調で言っています。おそらく彼は、この島は普通の夏の嵐で完全に水浸しになってしまうから不動産開発はできないと分かっていたのでしょう。



5. Ellis Island’s Abandoned Southside Hospitals

エリス島の放棄された南側病院



While Ellis Island has become one of New York City’s top tourist attractions, drawing over two million visitors per year, the 22-building South Side hospital complex is hidden in plain sight(よく見える), just to the left of disembarking(下船する) passengers headed towards the Great Hall. Looking at its desolate(人けのない), skeletal(骸骨のような) frame now, it’s difficult to imagine its backstory as one of the largest public health undertakings(事業) in American history.


エリス島はニューヨーク市を代表する観光名所のひとつとなり、年間200万人以上の観光客を惹きつけていますが、下船してグレート・ホールへ向かう乗客の左手に、22棟からなる南側病院複合施設が見えるのですが、人は気付きにくいです。現在、その荒廃した骨組みを眺めると、かつてアメリカ史上最大級の公衆衛生事業の一つとして機能していたとはとても想像できません。


But the abandoned Ellis Island Hospital complex—once the standard for United States medical care (and later transformed into the FBI headquarters when the island served as a detention(拘留) center)—has been left to decay(朽ち果てる) for nearly 60 years. Join us for our upcoming hard hat (ヘルメット)tour, guided by a Save Ellis Island docent(説明員), where we’ll uncover its many, buried secrets. In this experience, you’ll visit the contagious(接触伝染性の) disease wards(病棟), and the autopsy(死体解剖) rooms, and have exclusive access to places usually closed to the public.


しかし、エリス島病院施設は、かつてアメリカ合衆国の医療の基準となった施設(後に島が拘留施設として使用された際にFBI本部へと改築された)であったにもかかわらず、ほぼ60年間放置され、朽ち果てています。セーブ・エリス・アイランドのガイド付きヘルメットツアーに参加し、その数多くの埋もれた秘密を解き明かしましょう。この体験では、伝染病病棟や解剖室を訪れ、通常は一般公開されていない場所へ特別に行くことができます。


👩‍⚕️エリス島の病院内では、JRという画家が当時の様子を再現したような絵を壁に描いています。




👩‍⚕️あまりにも荒廃がひどいので、ツアーに参加する際に全員ヘルメットをかぶらなければならないのです。

エリス島を訪れると、自由の女神博物館より印象に残ると思います。


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