New York Cityの素敵な企画!ニューヨーカーが選んだ一冊をご紹介します。
"Let's get everyone in New York on the same page."というフレーズが飛び込んできました。左は、"ONE BOOK ONE NEW YORK"と書いてあるのですが、"ONE"が白ヌキ文字になっているので、"ONE NEW YORK"が浮き立ちます。素敵!
もっと読みましょう。
"Vote for the book you want NYC to read together at nyc.gov/onebook"
「 NYCに一緒に読んでもらいたい本を選んでnyc.gov/onebookでネット投票してください。」えっ、本の広告じゃなくて、ニューヨーク市が出している広告なの?
これです。
このサイトを開くと、まず大きく次のように書いてあります。
New Yorkers have voted!
The one book you chose to read together is
MANHATTAN BEACH!
「投票結果が出ました!ニューヨーカーが選んだのは・・・
"Manhattan Beach"です!」
著者はこの方。
この本が選ばれたときの、約1分のYou Tubeをご覧ください。
\"Manhattan Beach” Wins the 2018 One Book, One New York Competition!
次はサイト内の説明の引用です。
説明を加えますね。
The Mayor's Office of Media and Entertainment, along with our partners at New York Magazine, are excited to announce that Manhattan Beach has been chosen as this year's One Book, One New York winner!
ニューヨーク市がニューヨーク・マガジン(You Tubeの中では、”Vulture"も出てきますが、テレビの娯楽チャンネルのようです。Vulture Insiders Book Clubというサークルもあります。)と一緒に行う企画のことですね!
"Manhattan Beach"が今年の「この一冊」に選ばれたわけです。
Manhattan Beach is the fifth novel – and first work of historical fiction – written by Pulitzer Prize-winning author Jennifer Egan, a Brooklyn resident.
著者は、(上の写真)ブルックリンの作家、Jennifer Eganさん。なんとピューリッツァー賞の受賞者です。
Manhattan Beach tells the haunting World War II-era story of Anna Kerrigan, who becomes the Brooklyn Navy Yard's first female diver, and her search for her missing father.
主人公Anna Kerriganの第二次世界大戦時代の経験を描いた歴史フィクション。彼女はブルックリン海軍造船所の潜水作業員で、父親を探しているという内容です。(かなりシリアスな内容のようですね。。。)
さて、"Let's get everyone in New York on the same page."という広告のフレーズに戻りますが、サイトでイベントのお知らせをしています。
次です。
Upcoming Events
JUNE
6/28: Vulture Insiders Book Club with Jennifer Egan
JULY
7/10: NYPL Tottenville Library
7/19: NYU Center for Applied Liberal Arts Free Discussion with Jennifer Egan
7/22: Manhattan Beach Brunch Club at Brooklyn Navy Yard
AUGUST
8/9: NYPL Mid-Manhattan Library
8/11: NYPL St. George Library Center
8/11: Manhattan Beach Brunch Club at Brooklyn Navy Yard
8/29: NYPL Harry Belafonte 115th Street Library
SEPTEMBER
9/5: 34th Street Book Club
6月はもう終わってしまいましたが、あちこちで著者Mennifer Eganさんを囲んで、イベントが企画されていますね。本を読んだ人は是非行きたい!と思うに違いありません。
"Let's get everyone in New York on the same page."は、テクノロジーが進んで、本屋の数が減少し、readingがオンラインの世界へと移動する社会にあって、印刷された本の同じページを読んでみんながひとつになろうよ、というメッセージですね。
このイメージから、本から離れて「お互いに理解し合っている」とか「考えが同じである」になります。くだけて言えば、「いいんだよな?」という意味で使えます。
このフレーズはどんなテクノロジーの進んだ社会になっても、生き続けて欲しいと思います。
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MisTy