Talking New York --- New Yorkで見つけた英語

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ジム効果を感じよう!なぜ筋肉を鍛えなくてはならないか?

本編に入る前に、「クリーン・アンド・プレス」について、少し書きます。


「クリン」と言っているインストラクターもいて、「クリン」は手首をひっくり返す擬態語の可能性もありましたが、まさか日本語ではないだろうとは思っていました。しかし、「クリン」が「クリーン」だとしても、この動きがなぜ「クリーン」なの?と疑問に思えます。もしかして、"cling"?(しがみつく)かと思ったり。。。


Wikipediaには、"Clean and Press"として載っていました。


説明を引用します。


The clean and press is a two-part weight training exercise whereby a loaded barbell is lifted from the floor to the shoulders (the clean) and pushed overhead (the press). The lift was a component of the sport of Olympic weightlifting from 1928 to 1972, but was removed due to difficulties in judging proper technique.


クリーン&プレスは、荷重をかけた重りをつけたバーを床から肩まで持ち上げ(クリーン)、頭上に押し出す(プレス)2部構成のウェイトトレーニングである。1928年から1972年までオリンピックの重量挙げの構成要素として採用されていたが、正しい技術の判定が困難であったため、廃止された。



"clean"にはもともと「汚れを取る」、「きれいにする」という意味があり、トレーニングでは、バーベルを床から持ち上げて、「床に何もない状態にする」というニュアンスで使われているようです。


「クリーン&プレス」がこれ。ジムのワークアウトでは全体の流れが速くて連続して行なうため、図の2番目の体勢を省略しているように思います。(次の画像はこちらからです。詳しい説明があります。)




これ、重量挙げの種目からはずされたということですが、確かにすごくキツいです。はずされた理由が「技術の判定が困難」ということですが、あまりにもキツいので、たしかに体勢が崩れがちになるだろうと思います。



さて、トレーニングの目標の3つ目(これで最後です。)です。



Activities of daily living
日常生活動作


When it comes to exercising for your health and lifestyle, the most important metrics might be the ones that you track outside of the gym, like being able to carry your growing toddler or walking up three flights of stairs without getting winded.


健康や日常生活のために運動する場合、最も注目すべき指標は、日々大きくなっていく幼児を抱っこできるか、3階分の階段を息切れせずに上れるかなど、ジム以外のところで測れるものでしょう。


Jamie Carbaugh, a certified personal trainer and group fitness instructor who often works with older adults, defines fitness with a question: “Are you able to perform the functions that you want to be able to perform in your daily life?”


ジェイミー・カーボーさんは、グループフィットネスインストラクターの資格があり、高齢者を対象として指導することが多いのですが、質問することでフィットネスを定義しています。その質問とは、「日常生活でできてほしい運動機能があなたにありますか?」というものです。


Instead of focusing on aesthetics, Ms. Carbaugh’s clients — the oldest of whom is 105 — prioritize capability. For example, one woman wanted to improve her stamina so she could walk down the aisle at her granddaughter’s wedding.


カーボーさんに指導してもらっている人の中には、最高齢の105歳の人がいるのですが、その人達は見た目に注目するのではなく、何ができるかを優先させています。例えば、ある女性は孫娘の結婚式でバージンロードを歩けるように体力をつけたいと考えていました。


Similarly, Justice Williams, the director and head coach of Fitness4AllBodies, said that one of his clients knew she had made progress because, on an airplane, she was able to lift her suitcase into the overhead compartment without any assistance.


同様に、「フィットネス・フォー・オールボディーズ」のディレクター兼ヘッドコーチであるジャスティス・ウィリアムズは、指導している人の一人が、飛行機の中で誰の助けもなくスーツケースを頭上の収納スペースに持ち上げることができたので、自分が進歩したことがわかったと述べています。


“She was so excited that after she got off the plane and went to her hotel, she called me,” he said. “There’s independence, you know what I’m saying? ‘I was able to do this by myself without asking for assistance, and that felt good to me.’”


「彼女はとても喜んで、飛行機を降りてホテルに着いた後、私に電話をかけてきて、『それが自立してるっていうことよね?そうですよね?誰にも手伝ってもらわないで自分でできたのよ、すごく気分が良かった。』って電話口で言っていました」と彼は言いました。



ジムでは、インストラクターから、「100歳になっても自分の足で歩けるように」、「転倒防止」、「心肺機能向上」といったインセンティブをよく聞きます。そして日常生活ではまずやらないような動きを入れて指導してくれます。(ヨガのスタイルなんて日常ではまずしませんよね。。。)


効果が現われなくて、筋肉痛に耐えられずやめる人、やりすぎてかえって痛めてしまう人もいるかもしれませんが、少しずつでもインストラクターの指示通り続けていれば必ず体に変化が現われてきます。MisTyの場合は、長くパソコンに向かっていても腰痛にならなくなりました。また長距離歩いても脚が痛くなりません。階段も楽々登れるし、重い家具も動かせるわよ。あ、若い人たちは「もてたい」が一番の動機かもしれませんね。( ̄∇ ̄)



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MisTy

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