ニューヨークタイムズの「メトロポリタンダイアリー」からです。
不定期で２話ずつお送りしています。

In Chinatown

Dear Diary:

It was the early ’70s, and we were at our favorite Chinatown restaurant. Our party of five included a former New York City junior high school teacher, Cathleen McDonnell Pietronuto.

70年代初期のことでした。私たち５人はお気に入りのチャイナタウンのレストランに来ていました。その中には以前ニューヨークシティの高校で先生をしていたキャサリン・マクドネル・ピエトロナットがいました。

As usual, the restaurant was crowded, and the noise level was getting out of control.
At some point, Cathy stood up.
いつものように、レストランは混んでいて、ノイズレベルはコントロール不能の状態になっていました。
そんな時、キャシーがすっくと立ち上がりました。

“There is entirely too much noise in this room,” she announced in her classroom-tested voice.
Total silence.
Then a tentative voice piped up from across the dining room.

「ここ、全くうるさいわね！」彼女は試験中の教室にいるような口調で、（そこにいるみんなに）言いました。
一瞬でしーんとなりました。
その時、レストランの向こうからためらいがちな甲高い声が聞こえてきました。

“Miss McDonnell?”

「マクドネル先生？」

— Joseph Demas

MisTy:
ホントにうるさいんです、ここは・・・。
コロナ渦の今はどうなっているのかな。

Her Favorite Place

Dear Diary:

I had just taken, and passed, the most difficult exam of my life.
私は自分の人生の中で最も困難な試験を受けて、合格したところでした。

I walked outside, hailed a cab in front of Madison Square Garden and told the driver my destination: the New York Botanical Garden. It was my favorite place in the city, and I wanted to bask in its beauty.

私は外を歩いてマディソンスクェアガーデンの前でタクシーを拾い、運転手に目的地を告げました。ニューヨーク植物園です。そこは私のお気に入りの場所で、私はその美しさを堪能したかったのです。

As we drove to the Bronx, I called my parents excitedly to tell them the good news.
When we got to the garden, I asked how much the fare was.

ブロンクスに向かいながら、私は両親に電話して、興奮して合格したことを告げました。
植物園に着き、私はタクシー代を尋ねました。

The driver replied that he had heard me calling my parents and the ride was on him. He said he was proud of me. His nephew had just passed his medical boards, too, he said.

運転手さんは私が両親に電話をしていたのを聞いて、車代は自分が払うからいい、と言いました。すごいねって私のことを言ってくれました。彼の甥御さんも医師の試験に合格したばかりだったそうです。

— Rebecca Moellmer

MisTy:
ここで降りたのかな・・・。
レベッカには、忘れられない一日になったわね。。。
ここは一日いても飽きない場所。すごく静かです。。。

Englishラボ
MisTy