Talking New York --- New Yorkで見つけた英語

発見と感動を与えてくれるニューヨークを英語学習に役立つコンテンツにして毎日お届けしています。

「この先、学校があります」を示す標識をニューヨーク、クィーンズで見つけた。英語は1語のみ。

道路標識は、どこの国であれ、パッと見てすぐに分かるのが原則。
これは、生徒が二人、本を持って歩いているイラストです。
そして、英語はたった一語の"AHEAD"です。


日本の生徒は、小学生ならランドセルがトレードマークでしょうが、アメリカは手に持った本なのですね。一年生の黄色い帽子もなし。背の高さも日本なら、同じ背の高さで書くでしょうね。大きいのは大人のようにも見えます。



"ahead"は副詞です。そして、”Go ahead"(どうぞお先に)以外、なかなか使えない単語です。日本語表現が色々に変化するからだと思います。でも、使えたらとても便利。反対語は、"behind"です。例文はロングマンからとりました。


整理します。


1.  距離的に少し前をさす。
He kept his gaze fixed on the car ahead.
彼は前方の車に目をこらしていた。


A hill loomed ahead of them.
彼らの先に、丘がぼんやり見えた。


The clinic was now in sight, some way ahead.
そのクリニックはもう見えていた。少し先のところだった。


2. 前方を、前の方向へ、という表現になる。
He stared straight ahead.
彼はまっすぐ前を見据えた。


3. 前に人がいる、という表現になる。
There were four people ahead of me at the doctor’s.
その病院では、私の前に4人(待っている人が)いる。


4. これから起こることをいう。
Problems may lie ahead.
これから色々問題が出てきそう。


5. 前もって、という表現になる。
Can you tell me ahead of time if you’re coming?
もし来るんだったら、前もって言ってくれる?


6. . 予定より早く、という表現になる。
I arrived at Jack’s suite half an hour ahead of schedule.
予定より1時間半早くジャックの部屋に着いた。


7. 他よりいい、先を行っているという意味。
 Getting ahead at work is the most important thing to her at the moment.
今の時点で、仕事で先を行っていることが彼女にとって最も重要なことだ。


8. 考え方が新しい、という意味。
This design is light years ahead (=much more advanced) in performance and comfort.
このデザインは技能的にも、快適性においてもかなり新しい。


"AHEAD"が書いてあるサインは他にも次のようなものがあります。


道路の盛り上がりあり。 時速20マイル走行。


この先減速バンプあり。


この先右車線封鎖。i


この先、時速35マイルゾーン。


この先、道路工事してます。


Englishラボ
MisTy

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