Talking New York --- New Yorkで見つけた英語

発見と感動を与えてくれるニューヨークを英語学習に役立つコンテンツにして毎日お届けしています。

読者の予想は完全に外れた!彼女が選んだ物件はこれだった!

ニューヨークでの物件探しの後半です。
昨日のブログで現在のニューヨークでのアパートの価格に驚かれたかもしれません。しかし、ニューヨークではこれが相場です。


読者の予想は、半数以上が、"One-Bedroom With Amenitiesでした。


今日ののブログ原文はこちら


物件ごとに、それを選んだ割合を挙げます。


Which Would You Choose?
あなたならどれにしますか?



One-Bedroom With Amenities --- 61%


Studio With Secret Garden --- 28%


Top-Floor Studio With Park View --- 11%




そして、読者が予想した彼女が選んだ物件は?


Which Did She Buy?
(どれを購入したでしょう?)


One-Bedroom With Amenities --- 63%


Studio With Secret Garden --- 29%


Top-Floor Studio With Park View --- 8%


と、大半の読者は自分と同じ考えだろうと思ったのですね。



ところが、予想は大きく外れていました!


理由と共に、次をお読みください。


⇓     ⇓     ⇓     ⇓     ⇓





HER HOME: Top-Floor Studio With Park View


Ms. Leo considered stretching her budget to buy the one-bedroom in the doorman building, but decided that what was most appealing about the building — the doorman and the green courtyard — also gave her pause.


レオさんは、予算を引き上げてドアマンのいるビルの寝室付きのマンションを購入することも考えましたが、このマンションの最大の魅力がドアマンと緑豊かな中庭だったということが、かえって彼女の決心を鈍らせました。


“It was like two sides of the same penny,” she said. “Doormen are so aware of your ins and outs, and I’m no 9-to-5-er,” she said. “And with the views, well, I live 80 percent of the time in the country. I want to feel like I’m in New York.”


「(これらの魅力は)コインの裏と表のようなもの(考え方で必要だとも言えるし、必要でないとも言えるようなもの)でした」、「ドアマンは外出と帰宅をよく確認してくれるのですが、私は9時から5時まで(のような決まった時間)の仕事ではありません。生活の8割は郊外で、ただ自分がニューヨークにいるっていう気分になりたいんです」と彼女は言いました。



Andrea Mohin/The New York Times


She was also tempted by the studio with the rear garden, particularly because the apartment reminded her of the rental she lived in when Jack was born. But the backyard, lovely as it was, worried her.


裏庭のあるワンルームにも惹かれました。特に、ジャックが生まれたときに住んでいた賃貸アパートを思い出したからです。しかし、裏庭は素敵だったのですが、気になることもありました。


“I have seen more rats in the last three months in New York City than I have ever seen in my life,” Ms. Leo said. “That beautiful backyard was actually a rat home.”


「この3ヶ月の間に、ニューヨークで今まで見たことのないほどたくさんのネズミを見たんです」、「あの美しい裏庭は、実はネズミの住処だったのです」。



Andrea Mohin/The New York Times


The top-floor studio was quaint and unfussy, and she felt at home as soon as she walked in. She negotiated with the co-op board to see if it would make an exception for Buddy, and to her delight, it did.


最上階のワンルームは古風で簡素な雰囲気で、彼女は部屋に入るとすぐにくつろいだ気分になりました。彼女は、愛犬のバディのために例外を認めてくれるかどうか、アパートの管理組合に交渉しました。うれしいことに認めてくれたのです。


She arrived in August, happy to own a small piece of her old neighborhood.


彼女は8月に入居しました。昔住んでいた近所の小さな一角を自分のものにできて幸せでした。



Andrea Mohin/The New York Times


“It feels like a homecoming to me,” Ms. Leo said. “And it’s an accomplishment. It’s just a little place for me to come and do the things in the city that I love, but it’s mine. It’s like I’ve come around full circle.”


「故郷に帰って来たような気分です。やったーといった感じです。ここは私の好きなこの街に来て何かするための小さな場所に過ぎません。けれど私の居場所。一周してまた戻って来たような気分です。」とレオさんは言いました。



メリッサ・レオ(Melissa Leo)さんについては、こちらのサイトに詳しく書かれています。




日本人なら、「ペット不可」という条件を管理組合に交渉して例外として認めてもらうということはしないで、あきらめるでしょうね。。。アメリカは、「とにかく言ってみる」という姿勢を受け入れる国。始めはダメと言われても、交渉を重ねて熱心に訴えれば認められることが多いのです。多分、日本では、「ダメなものはダメ」と言われてそれまででしょうが。。。



Englishラボ
MisTy

×

非ログインユーザーとして返信する