Talking New York --- New Yorkで見つけた英語

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コロナ渦で恐怖体験も様変わり。ヘイライドとドライブどっちが怖い?

ハロウィンが間近に迫った昨今、毎年行われるパレードは中止になってしまったけれど、何かサプライズがあるようです。まだ何も情報を得ていません。。。


そんな中、今まで恐怖体験アトラクションを提供してきたニューヨーク州の小さな村の"Ulstar Park"(アルスターパーク)が、新型コロナウィルス感染症に対応した新しい形の「恐怖体験」を始めました。今日はそのレポートです。


これまでの恐怖体験は、様々な怖い作り物が隠れている牧場をヘイライド(干し草を積んだ荷車)に大勢のお客さんを乗せて回っていたのですが、感染防止のためにヘイライドをやめて、ドライブスルーにしたのです。


このポスターはヘイライドのキャンセルを知らせています。来年は復活?



本来のヘイライドはこれ。



10月からのポスターがこれ。



そして、ドライブスルーでこれを見ることに・・・。



さて、記事を読みましょう。原文は、Time Out誌からで、こちら

A headless horseman haunted drive-thru opens in New York next month

呪われたヘッドレスホースマン(首無し騎士)のドライブスルーが10月ニューヨークにオープン


By Shaye WeaverPosted: Friday September 11 2020

Ulster Park's Headless Horseman Haunted Hayrides and Haunted Houses is replacing its hayrides with an experience, "Dare to Ride The Horseman's Trail," that'll give New Yorkers an opportunity to roll down the window and scream this Halloween, starting October 2.


(ニューヨーク州のアルスター郡にある)アルスターパークの、「首無し騎士、呪われたヘイライズ、呪われた館」(ヘッドレスホースマンのホーンテッドヘイライズ&ホーンテッドハウス)は(現在閉館していますが)アトラクションの内容を変えました。「呪われたヘイライズ」を止めて、「首なし騎士のどら」体験にしたのです。ニューヨーカーの皆さん、10月2日から、車の窓を下げて叫ぶ、この恐怖のハロウィーン体験をしに来て下さいね。


Drivers and their passengers will pass through horrific scenes like "the butcher shop" and see the headless horseman himself all while staying in their cars.


車を運転する人と車に乗っている人たちは「ブッチャーショップ(肉屋)」といった怖い場所を通り抜け、車に乗っている間中、首無し騎士に出会う恐怖を味わうことになります。


The attraction's website reads:
ウェブサイトでは、このアトラクションについて次のように書いています。



"In the dark, alone with only those in your group to protect you.
Where will it take you?
Will you make it out or be FOUND by the Horseman?
Will you survive?


Do you DARE TO RIDE THE HORSEMAN'S TRAIL?"


「暗闇の中、あなたを守ってくれるのは、周りにいる人だけ。
これからどこに行くのでしょう?
出口にたどりつくことができるか?それともホースマンに見つかってしまうのか?
生き残れるか?
それでもあなたはホースマンの小道を走りますか?」


次の動画は当ウェブサイトにあったものですが、ここまで「ネタばらし」しちゃっていいんでしょうか・・・。でも、確かに体験したくはなります。。。



Headless Horseman Hayrides: The Horseman's Trail Drive-Thru


For some, being removed from the outside could offer an easier way to deal with the jump scares. For others, it might hinder their ability to be afraid. The experience is not kid-friendly, so you may be surprised. Either way, there's a new experience to have for Halloween fans.


心臓が飛び出そうなくらいの恐怖から逃れようと、車の中で(ひたすらじっとして)外の世界から身を守ろうとするかもしれないし、怖がることさえできなくなっちゃう人もいるかもしれない。子供向きに手加減しているアトラクションじゃないから、びっくりすると思う。いずれにせよ、ハロウィーンファンにとっては体験したい新しいアトラクションです。


There's no doubt that new rules about social distancing are behind the new experience—the park says all guests and staff will be wearing face masks and distancing throughout the event. Even vehicles will be at least six feet apart.


ソーシャルディスタンスィングといった新しいルールが新しいアトラクションの背後にあることは確か。だから、パーク側は来場者とスタッフ全員にマスク着用とアトラクションを体験している間中、距離をとることを求めています。車でも最低6フィートの間隔を開けなければならないのです。


In fact, the entire event is outdoors. If you want more scares, Headless Horseman also has a haunted corn maze called "Evil Reaping: Dark Harvest" and haunted houses including the "The Feeding" and "Two Raven Manor," which are both socially distanced walkthroughs.


実際、このイベントはアウトドアで行われています。もしもっと恐怖のレベルを上げたいなら、「悪魔の刈り取り:ダークハーベスト」という名前の呪われた「コーンメイズ(トウモロコシ畑の迷路)」がありますし、「ザ・フィーディング」と「2匹のカラスの館」がある呪われた館もありますよ。そこはどちらも、ソーシャルディスタンスィングをとって歩いてください。



「コーンメイズ(Corn Maze)」も、充分恐いです。中から何かが出てきそうだし、仲間とはぐれて脱出できなかったらどうすればいいの?



"The Feeding"は、2006年製作の映画。



血に飢えたオオカミ人間がアパラチア山脈にキャンプに来た人たちを狙う話です。段々数が少なくなっていくなかで、残った人たちがこのオオカミ人間に立ち向かうべく結束します。さて、どうやってこの恐ろしい敵を倒そうとするのでしょうか?
見たいですか?こちらです。(残り1点のようです。。。)

FEEDING
FEEDING
Lions Gate
DVD



さて、このアトラクション、入場料は約4千円です。(サービス料と税抜きで)ニューヨークシティから、アルスターパークまでは、車で1時間くらいです。残念ながら、コロナウィルスの影響で、日本からは今は無理ですね。ディズニーランドやユニバーサルスタジオなら日本にもあるから、アメリカでしか体験できない恐怖体験を是非プランに入れたいものです。(^_^)


"high-demand nights"(人気があってなかなかチケットがとれない)という日があって、入場料が千円ほど高いのです。何があるんだろう・・・?と恐いもの見たさの心理をくすぐるわね。。。行くチャンスが来たら、必ずサイトでチケットを予約した方がいいみたいですよ。。。


実際、アルスターパークは、こんな素敵な所ですよ。



ニューヨーク州ですよ。
貸別荘もあって、結構素敵なお家が一泊2万円くらいで借りられるようです。ニューヨーク観光で疲れたら、こういう別荘でゆっくり過ごす、なんていう生活がしてみたい。。。(^_^)



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