Talking New York --- New Yorkで見つけた英語

発見と感動を与えてくれるニューヨークを英語学習に役立つコンテンツにして毎日お届けしています。

プラスプールはの実現なるか!?最後は市民の力が行政を動かす。

子供は水遊びがだいすきですよね。ニューヨークの川に浮いているプールで遊び、しかも川の水をきれいにするプールとなると一石二鳥です。今日はそんな夢のような+プールについてもう少し読みたいと思います。


次の画像はプラスプールのイメージ図です。
素晴らしいアイデアのプラスプールですが、なかなか建設実現は厳しいようです。


プラスプールのメンバーの意気込みが伝わるサイトを読んでいます。
  ↓
https://pluspool.org/pool/




How is it designed?
+ POOL is for everyone, which is why it’s designed as four pools in one: a Kid’s pool, Sports pool, Lap pool and Lounge pool. Each can be used independently to cater to all types of swimmers, combined to form an Olympic-length lap pool, or opened completely into a 9,000 square foot pool for play. Its universally recognizable shape and unusual offshore siting immediately position + POOL as an iconic piece of public infrastructure.


どのようにデザインされているのですか?
プラスプールは、すべての皆さんのためのものです。ですから4つのプールが一つになったデザインになっています。つまり子供用プール、スポーツ用プール、ラップ用プール、ラウンジ用プールの4つがひとつになっています。それぞれ独立して使えるようになっていて、全てのスイマーに対応できるようになっています。合体させることでオリンピック競技の長さのあるラップができるプールになりますし、全部を解放すれば9千スクェアフィートの遊び場となります。この弱者配慮としても認められる形で、しかも珍しいオフショアタイプの建造物として、プラスプールはすぐに公的インフラの象徴的存在となります。






Like a giant strainer dropped in the river, + POOL filters river water within its walls, removing bacteria, contaminants and odors, leaving only safe, swimmable water that meets local and state standards.


川の中に落とされた巨大な「ざる」のように、プラスプールはその壁を通して川の水をろ過し、バクテリアや汚染物、匂いを取り除き、市や州の基準に合致する安全で泳げる水にします。



What have we done?
We’ve worked with engineers at Arup to study the structure, mechanics, and filtration systems, and ecological consultants at One Nature to maximize + POOL’s benefit to the environment. We’ve spent six weeks on a pier in the East River testing different filtration materials and learned about enterococci and fecal coliform from professors at Columbia University’s Lamont-Doherty Earth Observatory. We’ve worked with innovation designers at IDEO and naval architects Persak & Wurmfeld to design + POOL’s floating structure. 


我々がやったことは?
我々は構造、機械学、ろ過システムを学ぶためにアーラップ(建設コンサルタント企業)の技術者たちと共に活動してきました。また、環境にとってのプラスプールの利点を最大限のものとするために、「ワン・ネイチャー」の生態学的コンサルタントとも活動しました。イーストリバーのふ頭で6週間にわたって異なる浄化材料をテストし、コロンビア大学のラモント・ドハティー地球観測研究所の教授から腸球菌と糞便性大腸菌について学びました。プラスプールのフローティング構造のデザインについては、アイディオ(デザインコンサルタント会社)の革新的なデザイナーやパーサック&ワームフェルド(造船会社)の造船設計者たちとともに活動しました。


 We tested the full filtration system in the harbor for five months and proved our filtration concept works. We filed a provisional patent. We studied the feasibility of various sites with marine engineers at McLaren Engineering throughout the harbor to understand what physical conditions are ideal for + POOL. And we gained the support of city and state agencies, open-water swimmers, waterfront advocacy organizations, and over 5,000 incredible supporters who pledged money through Kickstarter, events, and our nonprofit! + much more!


私たちは5か月間、港で完全浄化システムのテストをし、自分たちの浄化のコンセプトが機能することを証明しました。仮の特許を取りました。プラスプールに最適な物理的コンディションは何かを理解するために港中でマックラーレン・エンジニアリングの海洋エンジニアと共に様々な場所の実現可能性を探りました。そして私たちはニューヨーク市とニューヨーク州当局、オープンウォータースイマー、ウォーターフロント擁護団体の支援を得、そして(クラウドファンディングの資金調達手法を提供する企業の)キックスターター、イベント、私たちのノンプロフィットプラスなどを通して義援金を約束していただいた5千人を越える素晴らしいサポーターの皆さんの支援を得ました。


Where are we now?
We’re currently working with the Mayor’s Office to identify a home for + POOL. This is an insane process and taking much longer than we ever would have thought, given there are many stakeholders involved in waterfront properties. If you haven’t yet, help us by telling the Mayor you want this for your city! Once we gain access to a site, we’ll be able to prepare site-specific design and construction documents, apply for permits, and start construction!


現在我々はどこまでできているのか?
現在我々はプラスプールをどこに設置するのかを決めるためにニューヨーク市長室との話し合いを持っています。ウォーターフロントの資産に関わるつ多くの利害関係者のことを考えると、異常なほど大変なプロセスで、我々が考えていたよりかなりの長い道のりになりそうなのです。まだ何も参加していただいていない方がいらっしゃいましたら、市長にニューヨークにプラスプールを造って欲しいと声をあげて、私たちを助けてください!建設候補地が出てきたら、その場所に合わせた具体的なデザインや建設のドキュメントを作ることができますし、建設許可の申請を出し、建設にかかれるのです!




確かにニューヨークのウォーターフロントは再開発の中心として、今様々なプロジェクトが動いているところです。ここまで頑張って来たのだから、何とかプラスプールの建設が進んで、ニューヨークの川がきれいになり、全米初のプロジェクトとして全世界にプラスプールが浮かぶようになるといいですね。もしかしたら、東京湾にも浮かぶかも・・・。



Englishラボ
MisTy

×

非ログインユーザーとして返信する