ニューヨーク市の犯罪に関するデータで分かること。
今月22日にニューヨーク市、ハーレム地区で起こった銃乱射事件で、アダムス市長は犯罪に関する対策について詳細に語りました。(昨日のブログにその内容があります。)
ニューヨーク市の犯罪対策と警察の問題は、すべての選挙において大きな論点になります。ニューヨーク市長選挙においても、前市長がNYPDへの1億ドルの予算を別に回すことが大きな波紋を呼んでいましたが、エリック・アダムス氏はNYPD出身で、選挙運動においても警察予算を削減しないという方針を出しており、その使い道が大きな関心を集めています。
ニューヨーク市警は、毎週ニューヨーク市の犯罪に関するデータを公表しています。
こちらです。
このデータは、2022年、1月17日から1月23日までの7日間の件数、過去28日間の数、年度初めから現在に至るまでの数、2年、12年、29年の増減をパーセントで表したものになっています。
さらに、年を追った数の変化も確認できます。(Historical Perspective)
おおまかですが、最近の状況について表から分かることを整理しました。(Crime Complaints)
調査された犯罪の種類は次のようなものです。
2022 2021
Murder 6 9 (殺人)
Rape 30 22 (レイプ)
Robbery 307 204 (押し込み強盗)
Fel. Assault 411 332 (重暴行) Fel. = felony
Burglary 262 228 (盗難)
Gr. Larceny 978 597 (重窃盗)Gr. = grand
G.L.A. 270 143 (重窃盗暴行)
トータルで見ると、2022年は、2,263 2021年は、 1,535 件 です。
全体で窃盗が増えているのは、コロナの影響があるのでしょうか。。。
他に、この表から何か気付いたことがあれば、それを英語で説明してみましょう。
Englishラボ
MisTy