Talking New York --- New Yorkで見つけた英語

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チケットの入手方法。「シートギーク」(SeatGeek)がやっていること。

"Techrunch"というアメリカのブログサイトに2015年、次のような記事が載っています。


抜粋して、読んでみます。


Thanks to a new feature, when you buy a ticket on SeatGeek, you’ll no longer have to print out a PDF or (shudder) wait for someone to put your physical tickets in the mail.
(チケットレスという)新しい形の導入によって、シートギーク(SeatGeek)でチケットを購入すれば、もはやPDFでプリントアウトしたり、誰かがチケットを封筒に入れてくれるのを気をもんで待ったりしなくてもよくなるのだ。


Instead, the tickets will be delivered through the app, giving you a mobile barcode that will be scanned when you reach the venue.
チケットはアプリから送られてくる。会場についたら送られてきたバーコードをスキャンするだけで良いのだ。


次は「シートギーク」の野球のワールドシリーズのチケットレス購入画面。




SeatGeekの共同創立者であるJack Groetzinger氏は、その便利な機能を次のように説明しています。


For example, cell reception can get pretty unreliable when you’re approaching a crowded stadium, so SeatGeek caches the ticket in the app. That means you can use your ticket even if you don’t have a decent cell connection.
例えば、混んでいるスタジアムに行くときは携帯電波が届きにくいことがあるよね。SeatGeekでアプリにチケットをいれちゃうんだ。そうすればたとえ電波状態が悪くてもちゃんとチケットを使えるってことさ。


He also predicted that paperless tickets will help eliminate one of the more annoying parts of the process, namely standing outside stadium, waiting for your friends’ to arrive so you can give them their tickets.
彼はまた次のように予想しています。
ペーパーレスチケットならイライラする部分をなくすことができる。つまり頼まれたチケットを渡そうとスタジアムの外で友人が来るのを待つことがなくなる。


As you can see in the chart below, SeatGeek has already seen a dramatic shift to digital tickets. Groetzinger acknowledged that some people still think of a classic, hard-stock ticket and think, “That’s what a ticket looks like,” but in his view, that’s just nostalgia.
グラフに表れているように、SeatGeekはすでにデジタルチケットへとダイナミックな転換をはたしている。しかし、手に入れにくいチケットに関しては、まだ「チケットはまさにコレ、紙のチケットじゃなきゃね。」と考える人もいるということを彼は分っている。でも、そういうことは単に懐古趣味的だと考えている。


(Or, to put it more bluntly, “Frankly, it’s kind of bullshit.”) Sure, fans might still want hard stock tickets for special events like the Super Bowl, but in his view, by-and-large they’re going to disappear.
あるいは、もっとあからさまに「そんなのはつまらん。」と言う。)確かに、まだスーパーボウルのような入手困難な特別なイベントの紙のチケットを手に入れたい人はいるかもしれないが、大抵そういった人たちはいなくなる、と彼は考えている。

実はMisTyは2009年のサイモンとガーファンクルの東京公演のチケットを今も持っています。確かに1枚の紙切れを大切に持ってるなんて、懐古趣味的かもしれません。別にそれがなかったからといって、彼らの曲がなくなるわけでもないし。


そのチケットは、今となっては当時の彼らの曲に夢中になった自分に会うためのチケットになっているように思います。


Englishラボ
MisTy

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