Talking New York --- New Yorkで見つけた英語

発見と感動を与えてくれるニューヨークを英語学習に役立つコンテンツにして毎日お届けしています。

スモールビジネスを応援するニューヨーク市。これが市の発展の要因か?

ニューヨークは市をあげて「スモールビジネス」(自営の小さな商店)を応援しています。


市役所に次のような課があるのです。

NYC               ニューヨーク市

Small Business Services  小規ビジネスサービス


careers          職業 

businesses        ビジネス

neighborhoods       地域


と書いてあります。
様々な形で小規模経営の店を応援しています。


エリック・アダムズ市長は就任してすぐ、"Shop Your City"、"Shop Small!"というスローガンを掲げて、ニューヨーク市の小さな自営の店を応援しています。


(2020年に始まった市のキャンペーンポスター)

😀 このチラシは12カ国で用意されており、自由にダウンロードできるようになっていました。

3ways you can support the small businesses that make our city a unique place to live:

この街を住みやすい街にしている小規模商店を支援する3つの方法:


1  Shop in person  直接買う

2  Shop online   (店の)サイトで買う

3  Buy a gift card   (店の)ギフトカードを買う


Find options to help you Shop Your City at nyc.gov/Shop Your City

nyc.gov/Shop Your Cityで、Shop Your Cityのオプションが見つかります

こちらのページで次のように具体的な行動方法を示しています。


Neighborhood businesses keep NYC going 24/7.

近隣の商店がニューヨークを24時間365日支えています。


From the corner bodega to the local hardware store, small businesses keep New York City running 24/7. They are the backbone of New York’s economy: employing millions and contributing to the unique dynamic neighborhoods we live in. Most importantly: for every dollar spent at a small business, 70 cents stays in the community.


街角のボデガから地元の金物屋まで、スモールビジネスがニューヨークを24時間365日動かしています。ニューヨークを支えている柱です。何百万人もの従業員を雇用し、住みよく活気ある地域に貢献しています。最も重要なことは、小規模商店で1ドル消費されるごとに、70セントが地域に残るということです。


Launched in November 2020, the Shop Your City campaign encourages New Yorkers to support small businesses while helping NYC’s economy recover.


2020年11月に開始された「ショップ・ユア・シティ」キャンペーンは、ニューヨークの経済回復を支援しながら、ニューヨーカーに中小企業を支援することを奨励するものです。


The Shop Your City advertising campaign has included significant investment in community and ethnic media, advertising on local transit options, flyers distributed to community partners and small businesses, and a social media toolkit.


ショップ・ユア・シティのキャンペーンでは、地域や言語が異なる人々のための(ニュースなどの)メディアへの多額の投資、地域の交通機関への広告掲載、コミュニティパートナーや小規模商店へのチラシ配布、ソーシャルメディア・ツールキット配布などを含んでいます。



😀コロナの時代は、こうした小さなお店が苦境に立たされていました。細かい規制が設定されたのですが、そんな中、細かい規制を守り切れずに営業していた商店は大目に見よう、という法律さえ作っていたのです。(接客のマニュアルや、時間営業の規制など多くの規制がありましたが、それを緩和したのです。)


😀市のSBS(Small Bisiness Service)のサイトには、


Shop Small (Not the Online Mall)
小規模商店で買い物をしましょう(オンラインモールでなくてね) こちらのページ


と、書いてあります。
このように市が小規模商店を支援している背景も、ストアウェルが失敗した一因だったように思います。


Shopping small means you're supporting your community. Small businesses are the backbone of New York's local economy, with more than 230,000 businesses, employing 3.69 million people. Besides contributing to the workforce, small businesses connect communities and help create unique, energetic neighborhoods throughout our city.


小さなお店で買い物をするということは、地域社会を支えるということです。中小企業はニューヨークの地域経済を支えており、23万以上の企業が369万人を雇用しています。労働力に貢献するだけでなく、中小企業は地域社会を結びつけ、街全体でユニークでエネルギッシュな地域づくりを支援しています。



😀今月11日に市から驚きの発表がありました。
そのときの様子の画像がこれ。

(前列左から3人目が、エリック・アダムズ市長)


明日、お伝えします。


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