Talking New York --- New Yorkで見つけた英語

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中学生が作成して入賞した「ワンページャー」がこれだ!

"The Kids on the Night Shift" (by Hannah Dreier)は大人が読んでもショッキングな記事でした。
繁栄する社会、大きな富を手にする人が増える社会で、子供たちが犠牲になるというストーリーは他にもあると思いますが、この記事を書いたハンナ・ドライヤー氏は、この事実を知らせたいという強い信念をもって取材し、書かれたのだと思います。


それをカリフォルニアのダイアモンドバー高校の、16歳のニコル・ファン(Nicole Fung)さんが読んで、素晴らしいワンページャーにまとめました。そしてそれをコンテストの入賞作品として紹介したニューヨークタイムズは本当に素晴らしいメディアを越えた教育機関だと思いました。


これがその作品です!


カリフォルニアのダイアモンドバー高校に在学の、16歳のニコル・ファン(Nicole Fung)さんの作品



基になった記事は、"The Kids on the Night Shift"
By HANNAH DRELLER PUBLISHED SEPTEMBER 18. 2023
Photographs by Meridith Kohut
です。


次はワンページャーの中の英文です。

WHY THIS ARTCLE:

I was initially drawn to this article because I found the title to be very intriguing. It’s not everyday you see the words “kids” and “night shift” together; they’re conflicting words. I later decides on this article after reading it because it made me realize how little I know about the real world and how easily things can go unseen. “[The acid] makes you cough all weekend, but then by Monday you’re OK again.” “I ask now [ the kids] do it and they just say, ‘We have to.’”


なぜこの記事を選んだか?

最初にこの記事に惹かれたのは、タイトルにとても興味を惹かれたからだ。「子供」と「夜勤」という言葉を一緒に目にすることは日常的に無いことだ。この記事を読んで、自分がいかに現実の世界について知らないか、いかに簡単に物事が見えなくなるかを思い知らされたので、後にこの記事に決めた。「酸のせいで、週末はずっと咳が止まらない。けれど月曜日までにもなおるよ」、「なぜそうするのかと聞いたら、しなくちゃいけないからだ」と言ったという。



WORD I LEARNED

coy・o te

    noun 

    i. a human smuggler


意味を知った単語

コヨーテ:人間の密輸する者という名詞



My RESPONSE:

I am shocked by how there are kids my age who have to cross borders alone and illegally work dangerous night shifts at slaughterhouses to keep their families back home alive. I can’ t even begin to imagen the pressure and struggle that comes with being the only one their family can depend on. I also feel restless knowing that there really is no quick way to help these children. Sending them back home would allow them to be safe from the exploitation of the plantations but would bring back the financial struggle, and keeping silent

about the situation would allow them to live more comfortably but on the other hand, would

leave these kids in risk of more harm.


私の反応

自分の家族が生きて帰れるようにするために、一人で国境を越え、屠殺場で危険な夜勤を違法にこなさなければならない同じ年の子供たちがいることにショックを受けている。家族が頼れるのは自分だけだというプレッシャーと葛藤は想像を絶する。また、このような子供たちを救う手っ取り早い方法が本当にないことを知って、私は落ち着かない気持ちになる。故郷に送り返せば、プランテーションの搾取から逃れることができるが、経済的な苦労が戻ってくる。

この状況を黙認すれば、彼らはより快適に暮らせるだろうが、その反面、この子どもたちはより多くの危険にさらされることになるのだ。




長くて辛い記事を読んだばかりでなく、こう言う形で内容を把握してまとめたということにとても驚きました。ニューヨークタイムズの審査員たちもそう思ったでしょう。


この記事を書いた中学生は、これを書き終えた瞬間から成長し、違う人生を歩むことになるチャンスを得たのではないかtと思います。


他の入賞作品は、また、後日ご紹介します。


Englishラボ
MisTy

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